「進研ゼミとスマイルゼミとZ会って、結局どれがいいの?」
子どもの通信教育選び、本当に悩みますよね。各社の資料を食卓に並べて、夫婦で顔を見合わせたまま固まってしまう……わが家も数年前、まさにその状態でした。
わが家は7歳(小2)・5歳・1歳の3人育児の真っ最中。現在、長男は進研ゼミ小学講座(チャレンジタッチ)を、次男はこどもちゃれんじのタブレット学習(じゃんぷタッチ)を受講しています。一方、スマイルゼミとZ会は入会前の比較検討でかなり調べ込んだものの、最終的には受講しませんでした。
そこでこの記事では、ベネッセの教材を実際に使っている3児パパの立場から、4つの通信教育を「教材」「続けやすさ」「難易度」「親の手間」「料金」の5つの軸で正直に比較します。スマイルゼミ・Z会については、公式サイトの最新情報(2026年7月時点)をもとにした下調べ目線でまとめています。
この記事でわかることは、次の4つです。
- 4つの通信教育の方向性の違いと、向いている家庭
- 2026年度の最新料金(幼児・小学生低学年、公式サイト確認済み)
- 見落としがちなタブレット端末代と「やめたとき」の条件
- きょうだいがいる家庭ならではの選び方
「どれが優秀か」ではなく「どの教材がうちの子に合うか」で選ぶのが、通信教育選びで失敗しない最大のコツです。
わが家の受講状況(この記事の実体験ベース)
まず、どこまでが実体験でどこからが下調べなのかをはっきりさせておきます。わが家の現状はこちら。


ねえパパ、なんでぼくはチャレンジタッチなの?

いろいろ比べて、いちばん合ってそうだったからだよ。どう比べたかは……ちょっと長くなるぞ(笑)
その「どう比べたか」を親目線できちんと整理したのが、この記事です。進研ゼミとこどもちゃれんじは「毎日使っている本音」、スマイルゼミとZ会は「本気で検討した家庭の下調べ」として読んでいただければと思います。
まずは4つのサービスをざっくり整理
比較の前に、それぞれがどんなサービスなのかを押さえておきましょう。
こどもちゃれんじは、しまじろうでおなじみのベネッセの幼児向け講座。エデュトイ(知育おもちゃ)・映像・ワークの組み合わせで、生活習慣づくりから学習の土台までカバーします。2026年度からは、紙とおもちゃ中心の「ハイブリッド」とタブレット中心の「デジタル(じゃんぷタッチなど)」の2スタイル制です。
進研ゼミ小学講座は、同じくベネッセの小学生向け講座。専用タブレットで学ぶ「チャレンジタッチ」と紙テキストの「チャレンジ」から学習スタイルを選べて、赤ペン先生の個別添削が名物です。教科書に対応しているので、学校の授業にそのまま直結します。
スマイルゼミは、ジャストシステムが運営するタブレット専業の通信教育。幼児から高校生まで、教材はすべて専用タブレット1台に配信されます。紙もおもちゃも増えないシンプルさが最大の特徴です。
Z会は「考える力」を重視した老舗の通信教育。良問と質の高い添削に定評があり、幼児コースは紙のワーク+実体験課題、小学生は紙コースとタブレットコースが選べます。難易度はやや高めです。
「おもちゃで楽しく」「タブレット1台で完結」「思考力をじっくり」——この方向性の違いを押さえるだけで、候補は一気に絞れますよ。
比較してわかった4つの大きな違い
違い① 教材スタイル:モノが増えるか、増えないか
こどもちゃれんじを受講していて実感するのは、エデュトイへの食いつきのすごさです。次男はエデュトイが届いた日は箱に飛びつき、しまじろうと一緒なら平日の夜でも自分から教材に向かいます。1歳の長女までおさがりのエデュトイで遊んでいて、きょうだいが多いわが家では十分元が取れている感覚です。その代わり、おもちゃは着実に増えていき、通算6年分のエデュトイがたまったわが家の子ども部屋は、今でもこどもちゃれんじのおもちゃでいっぱいです(笑)。

スマイルゼミはその真逆で、公式サイトを調べた限り最大の売りは「タブレット1台ですべて完結」すること。付録もプリントも増えないので、片付けのストレスをなくしたい家庭には刺さるはずです。
Z会の幼児コースは、料理や工作など身近な体験課題と紙のワークが中心。親子でじっくり取り組む前提の設計になっています。
おもちゃが増えてもOKで食いつき重視ならこどもちゃれんじ、部屋をスッキリ保ちたいならスマイルゼミが有力です。
違い② 続けやすさ:子どもが「自分から」やる仕掛け
通信教育の一番の敵は「飽きて教材が溜まること」。長男の進研ゼミが続いている理由は、赤ペン先生から返ってくるコメントと、がんばった分だけもらえるごほうびの仕組みです。「先生に見てもらえる」というのは、親が思っている以上に子どものモチベーションになっています。実際にどう続いているかは小2長男の平日ルーティン記事で詳しく公開しています。

ちなみに、こうしたグッズはスマートウォッチだけではありません。青いヘッドホンのように講座から定期的に届くものもあれば、スパイグラスのようにがんばったごほうびでもらえるものも。スマートウォッチ、ヘッドホン、スパイグラス……この“ガジェット感”あふれるラインナップ、男の子にはたまらないはずです。「次はあれが欲しい」という気持ちが、続ける小さな原動力になっています。


スマイルゼミも公式サイトを見る限り、その日に取り組む講座を自動で提案してくれる機能やゲーム要素など、「ひとりで学べる」設計にかなり力を入れています。ここは進研ゼミとスマイルゼミががっぷり競り合うポイントですね。
一方のZ会は、キャラクターやごほうび要素は控えめ。そのぶん教材はシンプルで質重視なので、特に低学年のうちは、親がとなりで伴走する時間を確保できるかがカギになります。
「子どもがひとりで勝手にやる」を期待するなら進研ゼミかスマイルゼミ、「親子の学習時間を作れる」ならZ会の良さが最大限生きます。
違い③ 難易度と目的:教科書レベルか、その先か
進研ゼミは教科書対応なので、学校の授業やテストにそのまま役立ちます。長男を見ていると、授業で「これ知ってる!」となる場面が増えて、それが自信につながっているのを感じます。
スマイルゼミは標準クラスと発展クラスの2段階で、標準は教科書レベル、発展は応用問題まで。Z会はスタンダードでも問題の質が高く、ハイレベルコースや中学受験コースまで見据えられる構成です。「よく考えないと解けない問題」に取り組ませたい家庭に選ばれているのも納得でした。なお、Z会の小学生タブレットコースは国語・算数に加えて英語・プログラミングまでセットで会費に含まれるのも、調べていて感心したポイントです。
「学校の勉強を確実に」なら進研ゼミ・スマイルゼミ、「その先の思考力まで」ならZ会、というのが大きな目安です。
違い④ 親の手間:丸付けゼロか、伴走型か
3人育児をしていると、平日の夜に「丸付けの時間」を確保するのは正直かなり難しいです。チャレンジタッチとじゃんぷタッチは自動採点なので、丸付けという作業自体が発生しません。これはわが家がタブレット学習を選んでいる大きな理由のひとつです。取り組み状況も保護者向けに配信されるので、仕事の合間に「今日もやったんだな」と確認できます。
スマイルゼミも自動丸付け+保護者向けの見守り機能(みまもるネット)があり、この点は同じ思想。対してZ会は、小1・小2の紙コースだと日々の丸付けやサポートは親の役割です。そのぶん子どもの理解度が手に取るようにわかる、という良さもあります。
丸付けの時間が取れない共働き家庭はタブレット系(進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会タブレット)、学習の中身まで一緒に見たい家庭はZ会紙コースが合います。
【2026年度】料金を比較(税込)
いちばん気になる料金です。各社公式サイト(2026年7月時点)の情報を、12か月一括払いにした場合の「月あたり」金額で揃えました。
幼児(年長)の料金
※Z会幼児コースは年少2,975円・年中3,383円(いずれも12か月一括の月あたり)。※こどもちゃれんじのデジタル教材は手持ちのiPadやスマホでも受講できます(機種条件あり)。専用タブレット〈チャレンジパッド〉第6世代(19,980円)は購入必須ではなく、希望者のみの別売りです(ハイブリッド/デジタルどちらのスタイルでも購入可)。24か月連続受講で代金が0円になる制度があり、24か月未満で退会すると19,980円の支払いになります(スタイル変更しても継続月数のカウントは引き継がれます)。
小学生(低学年)の料金
Z会には紙で学ぶ「小学生コース」もあり、1・2年生のスタンダードなら月3,672円(12か月一括)とタブレットコースより少し抑えられます。じっくり派にはハイレベル(月4,998円〜)という選択肢も。スマイルゼミは2年目以降に継続割引(契約年数に応じて月100〜500円引き)があるのが独自ポイントです。
見落としがち!端末代と「やめたとき」の条件
比較検討していたとき、いちばん「調べてよかった」と思ったのがここです。月々の会費は数百円差でも、途中でやめたときの端末条件は各社で大きく違います。

もしタブレットこわしちゃったら、どうなるの?

壊したときはサポートサービスや再購入で対応する別の仕組みがあるんだ。この表は「何か月でやめるか」で決まるお金だから、混ぜずに覚えておこうね。
なお、4社とも入会金は0円。12か月一括払いを選んでも、途中退会時は受講した月数で計算し直して残額が返金される仕組みが、進研ゼミ・Z会の公式サイトに明記されています。「1年続くか不安だから毎月払いで様子見」と構えるより、割引の大きい一括払い(Z会は毎月払いより15%お得)が基本的にはおすすめです。
※料金はすべて2026年7月時点に各公式サイトで確認した税込金額です。キャンペーンや年度によって変わるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
月々の会費だけでなく「端末代」と「途中退会したときの条件」までセットで見るのが、後悔しない料金比較のポイントです。
きょうだいがいる家庭は、ここもチェック
わが家のように子どもが複数いると、月額×人数で家計へのインパクトが一気に大きくなります。3児パパとして「ここは効く」と感じているポイントを3つ。
- おさがりが効くのはこどもちゃれんじ。エデュトイや絵本は下の子にそのまま回せます。わが家では1歳の長女が兄たちのおさがりエデュトイで遊んでいて、1人分の受講費で下の子まで楽しめている感覚です。
- 進研ゼミ・こどもちゃれんじには「お友だち・ごきょうだい紹介制度」あり。きょうだいでの入会でも使えて、プレゼントがもらえます(内容は時期で変わるので公式サイトで確認を)。
- スマイルゼミは1人1台なので、端末代も人数分。2人なら初期費用だけで約22,000円になる計算です。Z会タブレットコースは手持ちの市販端末を活用できるぶん、ここは有利です。

ちなみに、わが家の「進研ゼミ+こどもちゃれんじ」の兄弟2人分が月いくらになるかは、兄弟併用の料金記事で実例を公開しています。
きょうだい前提で選ぶなら、「2人目以降のコスト」まで見ると各社の差はさらに広がります。
タイプ別のおすすめはこれ!
- 幼児期に楽しく学ぶ習慣をつけたい → こどもちゃれんじ。しまじろうの力は本当に偉大です。
- 学校の勉強に自信をつけたい・飽きっぽい子 → 進研ゼミ小学講座。赤ペン先生とごほうびで続きます。
- 家にモノを増やしたくない・丸付けの時間がない → スマイルゼミ。タブレット1台完結+自動丸付け。
- じっくり考える力を育てたい・中学受験も視野 → Z会。問題の質で選ぶならここ。
ちなみにわが家は、しまじろうからチャレンジへときょうだいでつなげられる安心感、教科書対応、料金バランスを理由にベネッセ2本立てを続けています。ただ、これはあくまで「わが家の場合」。もし片付けやすさを最優先していたら、スマイルゼミを選んでいた気もします。
入会前にやっておきたい3ステップ
- 気になる2社に絞って、無料の資料請求。4社とも資料請求は無料で、体験教材が付いてくるものもあります。全部取り寄せると迷子になるので、この記事の「タイプ別」で2社に絞るのがおすすめ。
- 体験教材への「食いつき」を見比べる。親がどれだけ比較表を眺めても、最後にものを言うのはわが子の反応です。同じ家の兄弟でも反応はまったく違います。
- 入会キャンペーンを確認する。各社とも時期限定の割引や特典があります。たとえばこの記事を書いている2026年7月時点では、進研ゼミに8月号の受講費が1,500円引きになる夏キャンペーンが出ていました。
迷ったら気になる2社に絞って資料請求し、「わが子の食いつき」を見比べるのが、結局いちばん確実で早い選び方です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 幼児のうちから通信教育って必要?
「勉強」というより「机に向かう習慣づくり」と考えると価値があります。次男は3歳から始めて3年目ですが、タブレット学習がすっかり生活の一部になっていて、小学校入学前の今は入学準備コンテンツに助けられています。年長からの入学準備スタートでも十分間に合いますよ。詳しくはじゃんぷタッチの入学準備レビューにまとめています。
Q2. タブレットと紙、どっちがいい?
わが家は2人ともタブレット派です。理由は自動採点で親の丸付けが不要なことと、子どもが動画や音声で飽きずに進められること。一方で「鉛筆で書く力をつけたい」なら紙も捨てがたく、進研ゼミとZ会は紙・タブレットの両方から選べます。ただし進研ゼミは受講6か月未満での学習スタイル変更だとタブレット代8,300円が請求されるので、最初にじっくり選ぶのが吉です。
Q3. 途中でやめたくなったら?
4社とも入会金0円で、12か月一括払いにしていても退会時は受講月数分で精算・返金される仕組みがあります(進研ゼミ・Z会は公式サイトに明記)。注意すべきは会費よりも端末条件で、スマイルゼミは12か月未満、進研ゼミは6か月未満の退会で端末代の請求が発生します。上の「端末代と退会条件」の表をチェックしてから申し込めば安心です。
Q4. 進研ゼミとスマイルゼミ、最後まで迷ったら?
この2つは本当に僅差だと思います。学校の教科書に沿って進めたい・添削やごほうびで背中を押してほしいなら進研ゼミ、付録ゼロのシンプルさと自動丸付け・自動提案の完成度を取るならスマイルゼミ。会費は進研ゼミがやや安く、端末の初期費用もかかりません。どちらも資料請求は無料なので、両方取り寄せて比べるのが早いです。
まとめ:合う教材は家庭によって違う
- こどもちゃれんじ:幼児の習慣づくりに最強。じゃんぷタッチなら月1,980円〜と始めやすい
- 進研ゼミ小学講座:教科書対応+続く仕掛け。小2で月3,700円、端末は6か月以上の継続で0円
- スマイルゼミ:タブレット1台完結のシンプル設計。小2で月4,070円+端末10,978円
- Z会:思考力重視の実力派。小2タブレットコースで月4,335円、市販端末でOK

きょうのぶんのチャレンジ、もうおわったよ!

えらい! その「自分からやる」を引き出してくれる教材が、うちにとっての正解だったよ。
3人の子どもを育てながら感じるのは、同じ家の兄弟でも教材への反応はまったく違うということ。通信教育は「始めどき」よりも「合うかどうか」が何倍も大事です。資料請求や体験教材は無料なので、まずはお子さんの反応を見るところから始めてみてください。
この記事が、皆さんのご家庭にぴったりの教材選びのヒントになればうれしいです。
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