当ブログで一番読まれているのが、SwitchBot ロックUltraのレビュー記事です。「スマホや顔で家のカギを開けられる」便利さに興味を持つ方が多いようで、ありがたいことに毎日たくさんアクセスをいただいています。
そこで今回は、「SwitchBotって他社と比べて実際どうなの?」という疑問に答えるべく、日本で人気のスマートロック3ブランド(SwitchBot・セサミ・Qrio)を3児パパ目線で徹底比較します。共働きで毎日バタバタな我が家が、子どもの帰宅・手ぶら解錠・防犯の観点で「どれを選べばいいか」を整理しました。
※我が家で実際に使っているのはSwitchBotです。Qrioとセサミについてはメーカー公式の情報・スペックをもとに比較しています(使ったフリはしません)。価格は変動するため、最新価格は各リンク先でご確認ください。
先に結論だけお伝えすると——
・家電もまとめてスマート化したい・最新機能が欲しいなら「SwitchBot」
・とにかく安く始めたいなら「セサミ5」(約3,800円〜)
・「Qrio Lock」は実績ある定番だが、公式で販売終了=新規購入には不向き
という住み分けです。以下で理由を解説します。
失敗しないスマートロックの選び方【6つのポイント】
ブランド選びの前に、まず押さえておきたい6つのチェックポイントです。ここを順番に確認すれば、自分に必要な機能がはっきりします。
アプリ/手ぶら(近づくだけ)/暗証番号/指紋/顔認証など(オートロックなら自動で施錠)。子どもの年齢や家族構成で、必要な方式が変わります。
電池式(交換がラク)か充電式か。電池が切れる前にスマホへ通知が来るかもチェックしておくと安心です。
多くは両面テープで工事不要。ただし自宅のサムターン(カギのつまみ)の形に対応しているか、購入前に必ず確認しましょう。
外から施錠・解錠したり「帰宅通知」を受け取るには、別売のWi-Fiハブが必要なことが多いです。
本体価格だけで決めないのがコツ。別売パーツ代・将来の家電連携・サポート体制まで含めて選ぶと失敗しません。
今は夫婦ふたり・ひとり暮らしでも、これから子どもが増えると「鍵を持たせる」「帰宅をスマホで見守る」といったニーズが出てきます。あとから指紋・暗証番号パッドを足せる、家族で共有しやすいモデルを選んでおくと、買い替えずに長く使えて安心です。
特に子育て中の方や、これから家族が増える予定の方には、こうした視点がじわじわ効いてきます。では、3ブランドを具体的に見ていきましょう。
SwitchBot・セサミ・Qrio 主要3ブランド比較表
| 比較項目 | SwitchBot | セサミ(SESAME) | Qrio |
|---|---|---|---|
| 代表モデル | ロック Pro/ロック Ultra | セサミ5/5 Pro | Qrio Lock(Q-SL2) |
| 本体価格(公式税込) | ロックPro 本体¥17,980 ロックUltra 本体¥22,980〜 | セサミ5 ¥3,828 セサミ5 Pro ¥4,928 | 販売終了(公式価格なし) |
| 給電方式 | Pro=電池/Ultra=充電式 | 電池 | 電池 |
| 設置 | 両面テープ(工事不要) | 両面テープ(工事不要) | 両面テープ(工事不要) |
| ハンズフリー/オートロック | ◎ | ◎ | ◎ |
| 指紋・顔・暗証番号 | 別売パッドで 指紋/顔/手のひら/暗証番号/ICカード | 別売セサミタッチで 指紋/暗証番号/ICカード | 別売Qrio Padで 暗証番号 |
| 外出先からの遠隔操作 | ハブでWi-Fi化 (セット販売が多い) | 別売Wi-Fiモジュールが必要 | 別売Qrio Hubが必要 |
| スマート家電との連携 | ◎ 照明・カーテン・温湿度計など幅広い | ○ Hub3でMatter+赤外線リモコン対応 | △ 鍵が中心 |
| サポート・実績 | 国内サポート/新モデルが活発 | オンライン中心・低価格 | ソニー系が母体の老舗 (※公式で販売終了) |
| こんな人に | 家電もまとめたい/最新機能 | とにかく安く | 既存ユーザー向け (新規購入は不可) |
◎=得意/○=対応/△=対応はするが控えめ、の目安です。それぞれの強みを、以下で1ブランドずつ掘り下げます。
💰 価格の目安をグラフで比較(公式価格)
比べ方は2通りあります。①ロック本体だけの価格と、②指紋や顔で「使える」セットの価格です(いずれも各公式サイトの税込価格)。Qrioは販売終了で公式価格がないため、価格グラフからは外しています。
① 本体だけの価格(最小構成・スマホ解錠のみ)
② 指紋・顔などで「使える」セット価格
① SwitchBot ロック Pro/Ultra ― 我が家はこれ(拡張性と最新機能が強み)
我が家がメインで使っているのがSwitchBotです。決め手は「鍵だけでなく、家中の家電をまとめてスマート化できる拡張性」でした。照明・カーテン・エアコン・温湿度計などを同じアプリ・同じハブで管理でき、スマートロックはその一部として後から追加できます。
SwitchBotのスマートロックは、本体が「ロックPro」と「ロックUltra」の2モデル(ほかに手頃な下位モデルもあります)。そして顔や指紋で開けるための「パッド」が別売です。「本体の違い」と「解錠方法(パッド)」を分けて考えると、一気に選びやすくなります。
① 本体の違い ― ロックPro と ロックUltra
「どうやって開けるか(顔・指紋など)」は、あとで触れる別売パッドで決まります。本体そのものの違いは、おもに給電方式・解錠スピード・静音性の3つです。
| 項目 | ロックPro | ロックUltra |
|---|---|---|
| 給電方式 | 電池式(電池交換タイプ) | 充電式バッテリー (4200mAh・約1年) |
| 電池切れ対策 | 微電流解錠に対応 | 予備のCR123A+微電流解錠 (三重給電) |
| 解錠スピード | 標準 | ロックPro比 約78.6%高速 |
| 静音モード | 非搭載 | 搭載(作動音20dB以下 ※日本初・自社調べ) |
| 使える解錠パッド | 指紋/顔/顔認証パッドPro | 左と同じパッドが使える |
| 価格の目安 | 本体 ¥17,980 (公式にセット販売なし) | 本体 ¥22,980 顔認証セット ¥37,980 |
| 位置づけ | バランス重視のミドル | フルスペックの最上位 |
我が家はロックUltraを使っていますが、正直ロックProでも日常使いは十分です。充電の手間が気にならず、解錠の速さや静かさにこだわるならUltra/電池交換で気軽に使いたいならPro、という分け方が分かりやすいと思います。
なお、SwitchBotのロックには、Pro/Ultraの下に手頃な下位モデル「ロック」「ロックLite」もあります。スマホ解錠やオートロックといった基本機能はそのままに、価格を抑えたエントリー向けです。別売の指紋認証パッドにも対応(公式に「指紋認証セット」あり)しているので、「最新の解錠機能までは要らない、まず手頃に始めたい」人は、こちらも選択肢になります。
② 解錠方法は別売「パッド」で決まる(顔・手のひら静脈・指紋)
顔認証や指紋といった「開け方」は、ロック本体ではなく別売のパッドで追加します。同じパッドがロックPro/ロックUltra(さらにロック/ロックLite)に使えるので、本体がどちらでも解錠方法は自由に選べます。
価格の目安は、指紋認証パッドが手頃で、顔認証パッド・Proになるほど上がります。予算と使いたい解錠方法で選びましょう。
💬 パパ目線メモ:我が家はロックUltraに顔認証パッドを付けて、基本は指紋認証で使っています。ただ、雨の日や両手がふさがっているときは顔認証が本当に最高で、濡れた手で指紋が反応しにくい場面もスッと解決してくれます。正直、日常は指紋だけでも十分まわりますが、この“あと一歩の快適さ”を求めるなら顔認証はアリです。外出先からのエアコン操作やほかの家電連携まで見据えるなら、エコシステムが一番そろっているSwitchBotは堅い選択です。
SwitchBotの実際の使い心地は、5ヶ月使ったレビュー記事で詳しく書いています。→ SwitchBot ロックUltra&顔認証パッドの徹底レビュー
② セサミ(SESAME 5/5 Pro)― 圧倒的コスパで人気急上昇
とにかく価格で選ぶなら、CANDY HOUSEのセサミ(SESAME)が圧倒的です。セサミ5は約3,800円〜と、他社の4〜5分の1という安さ。それでいて99%の鍵に対応し、360°回転のサムターンアダプターで幅広いドアに付けられます。上位のセサミ5 Pro(約5,000円)はブラシレスモーターで「100万回でも壊れない」耐久性と超静音性をうたう実力派です。
セサミの「ロック本体」比較(公式仕様)
| 項目 | セサミ5 | セサミ5 Pro |
|---|---|---|
| 公式価格(税込) | ¥3,828 通常¥9,800 | ¥4,928 通常¥16,000 |
| モーター | 標準モーター | ブラシレスモーター |
| 静音性 | 標準 | 超静音 |
| 耐久の目安 | 1日10回の開閉で10年以上 | 100万回以上の開閉 |
| 電池 | CR123A×2/約1年以上 | CR123A/約1年以上 |
| 対応サムターン | 360°以上の回転に対応(約99%の鍵に対応) | 360°以上の回転に対応 |
| 鍵のシェア | QRコードで共有 | QRコードで共有 |
| こんな人に | とにかく安く始めたい | 静かさ・耐久を重視 |
※CANDY HOUSE公式サイトの税込価格(セール/通常があり変動します)。仕様は2026年6月時点の公式記載に基づきます。
別売のセサミタッチ2/タッチ2Proで指紋(最大100登録)・暗証番号・ICカード(Suica/PASMO)解錠に対応、Wi-Fiモジュールで遠隔操作ができます。さらに別売の「Hub3」(税込約2,000円〜)を使えば、Matter対応でApple Home/Google Home/Alexaと直接つながり、赤外線リモコン機能でテレビやエアコンの操作まで可能に。必要な機能をあとから少しずつ足していけるのが魅力です。拡張アイテムの幅と総合力ではSwitchBotに一歩譲り、サポートもオンライン中心ですが、「スマートロックの便利さを最小コストで試したい」人にはこれ以上ない入口です。
セサミの「解錠デバイス(別売)」比較(公式仕様)
セサミは別売の解錠デバイスを足すと、指紋や顔・手のひら静脈でも開けられます。公式サイトに記載されている対応をまとめると次のとおりです。
| 製品 | 顔認証 | 手のひら静脈 | 指紋 | 暗証番号 | ICカード | 公式価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| セサミタッチ2 | − | − | ○(100) | 記載なし | ○(1000) | ¥3,278 |
| セサミタッチ2Pro | − | − | ○(100) | ○(最大16桁) | ○(1000) | ¥3,828 |
| セサミフェイス | ○(100) | ○(100) | ○(100) | 記載なし | ○(1000) | ¥6,028 |
| セサミフェイス2Pro | ○(100) | ○(100) | ○(100) | ○(最大16桁) | ○(1000) | ¥6,578 |
※( )内は登録上限の目安。「−」は非対応、「記載なし」は公式ページに記載がないもの。価格はCANDY HOUSE公式の税込(セール/通常があり変動)。指紋・カード・顔・静脈は各100〜1000件まで登録可。
セサミは「用途」で選ぶのがコツです。指紋・暗証番号でも開けたいか、まず最安で試したいかで選んでください。
👆 指紋・暗証番号でも開けたい人へ【おすすめ】 本体に指紋パッドが付いた“すぐ使えるセット”です。
💰 とにかく最安で試したい人へ スマホ解錠だけでOKなら本体のみ(公式税込¥3,828〜)。あとからパッドを足すこともできます。
③ Qrio Lock ― 老舗の実力派、でも公式は「販売終了」
代表モデルのQrio Lock(Q-SL2)は、メーカー公式サイトで販売終了が告知されています(アプリやサービス・サポートは継続)。すでに使っている方は引き続き使えますが、これから新たに買う人には基本的に向きません。新規購入は、現行で入手しやすいSwitchBotかセサミがおすすめです。
Qrio(キュリオ)は、ソニーとWiLが設立した日本企業が手がける、スマートロックの草分け的存在です。代表モデルのQrio Lock(Q-SL2)は両面テープで工事不要、ハンズフリー解錠やオートロックに対応し、Apple Watchからの操作もできます。長年の定番だけあって利用者が多く、使い方や対処の情報が豊富なのは安心材料です。
別売のQrio PadやQrio Hubを足せば、暗証番号での解錠や遠隔操作・帰宅通知にも対応していました。ただ、新品は公式で販売終了済みです。すでにQrioをお使いの方はそのまま使い続けてOKですが、これから新たに買うなら、現行で入手しやすいSwitchBotかセサミを選ぶのが現実的です。
【タイプ別】あなたに合うスマートロックは?
重視したいポイントから「逆引き」で選べる早見表にまとめました。当てはまる行を見れば、あなたに合う1台がひと目で分かります。
| あなたのタイプ | おすすめブランド | ひとことポイント |
|---|---|---|
| 💰 とにかく安く始めたい | セサミ | 本体¥3,828〜で最安。まずスマートロックを試したい人の入口に |
| 🏠 家電もまとめてスマート化したい | SwitchBot | 照明・カーテン・エアコンも同じアプリ・同じハブで管理できる |
| 😎 顔・手のひらで手ぶら解錠したい | SwitchBot/セサミ | 顔・手のひらは別売パッドで対応(本体はどのモデルでもOK) |
| 👆 指紋でサッと開けたい | SwitchBot/セサミ | どちらも別売の指紋パッドで対応 |
| 🛡️ 国内サポート・情報量で選びたい | SwitchBot | 売上トップ級で、使い方や対処の情報・サポートが豊富 |
| 👶 子どもの帰宅をスマホで見守りたい | SwitchBot/セサミ | 別売ハブを足すと「解錠=帰宅」がスマホに通知される |
🔍 気になるブランドが決まったら、ここからチェック
価格・在庫は変動します。楽天市場かYahoo!ショッピング、お好きな方からどうぞ。
子育て目線:「小一の壁」と帰宅見守りでの選び方
小学校に上がると、子どもが自分でカギを開けて帰宅する場面が出てきます。「鍵の紛失」や「開けっ放し」が不安……というご家庭にこそスマートロックは効きます。暗証番号や指紋なら子どもにカギを持たせる必要がなく、ハブを足せば「帰宅したらスマホに通知」で見守りもできます。
この「小一の壁」をスマートロックで乗り切る話は、別記事で詳しくまとめています。→ 小学一年生の壁!スマートロックで解決!
よくある質問(FAQ)
Q. 賃貸でも使えますか?
A. 多くは両面テープで取り付ける後付けタイプなので、賃貸でも使えるケースが大半です。退去時もはがせます(原状回復の扱いは各物件の規約をご確認ください)。
Q. 締め出される心配はない?
A. オートロックは便利な反面、ゴミ出しなどでの締め出しリスクがあります。暗証番号パッドや物理キーの併用、オートロックの作動時間設定で対策できます。
Q. 電池が切れたらどうなる?
A. 多くのモデルは電池残量が少なくなるとアプリに通知が届きます。いざという時のために、物理キーは必ず携帯しておきましょう。
Q. 防犯性は大丈夫?
A. 締め忘れが減る・オートロックで「施錠し忘れ」を防げる——これがスマートロックの一番の防犯メリットです。うっかりの鍵のかけ忘れは空き巣に狙われやすい大きなスキですが、オートロックならドアが閉まると自動で施錠されるので、この“うっかり”をまるごと防げます。ハブを足せば、外出先からアプリで施錠を確認したり、遠隔で鍵をかけたりもできるので「ちゃんと閉めたっけ?」の不安もなくなります。子どもや家族の出入りが多いご家庭ほど、この安心感は大きいはずです。
Q. 結局どれが一番?
A. 「唯一の正解」はなく、重視するものしだいです。記事内の『タイプ別早見表』で逆引きできるので、そちらが手っ取り早いですよ。ざっくりは、家電もまとめたいならSwitchBot、安さ重視ならセサミが選びやすいです(Qrioは販売終了のため新規購入には不向きです)。
まとめ:重視するポイントで選べば失敗しない
スマートロックは「どれが一番」ではなく、何を重視するかで最適解が変わるジャンルです。改めて整理すると——
- SwitchBot:家電連携・最新機能・拡張性。我が家のメイン。
- セサミ:圧倒的な安さ。まず試したい人の入口に。
- Qrio Lock:老舗の実力派だが、公式で販売終了。新規購入には不向き(既存ユーザーは継続利用OK)。
どれも工事不要で後付けでき、一度使うと元には戻れない便利さです。気になったモデルから、ぜひ毎日の暮らしをアップデートしてみてください。
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