「子どもに留守番をさせるなら、セコムやアルソックに入ったほうがいいの?」。小2の長男に短い留守番を頼むようになって、わが家でも一度は考えました。
先に書いておくと、わが家はどちらも契約していません。玄関はスマートロック、室内は見守りカメラ、外ではGPSという今の構成で、30分くらいの留守番なら困っていないからです。ただ、「それで足りない場面はどこか」をはっきりさせないまま先送りしているのも事実でした。
そこで、セコムとアルソックの公式サイトを2026年10月6日時点で読み込み、戸建ての料金・契約条件・子どもの留守番に関わる機能を、共働き家庭の目線で比べました。この記事は「使ってみた」ではなく「契約前に調べた」記事です。料金はすべて公式サイトの設置例(税込)で、わが家の見積もりではありません。
📖 この記事でわかること
- 共働きのわが家が「短時間の留守番ならまだ要らない」と判断した理由と、要ると考える3つの条件
- スマートロック・見守りカメラ・GPSでできることと、警備会社でしか得られないことの住み分け表
- 戸建ての料金(レンタル・買取・初期費用0円)と、小2〜小6の5年でかかる総額
- 子どもの帰宅・留守番で両社が違う6点(解除の仕方・帰宅通知・在宅中の警備・誤操作・連絡がつかないときの駆けつけ・初期費用0円の有無)と、非常ボタン・健康相談の扱い
- 資料請求のあとに何が起きるか(連絡・訪問見積・工事まで)
長男が留守番をするのは、ときどき、長くても30分くらいです。5歳の次男と2人のこともあります。

ぼくが留守番してるとき、知らない人が来たらどうするの?

出なくていいよ。インターホンにも出なくていい。鍵が開いたらパパとママに通知が来るし、カメラで様子も見られる。でも「もしものときに誰かが家に来てくれる」仕組みは、うちにはまだないんだよね
この「誰かが来てくれる」の部分が、ホームセキュリティの守備範囲です。わが家に足りないのはここで、足りているのはどこか。両社の公式情報をもとに整理していきます。
結論:30分の留守番なら「まだ要らない」。要るかは3つの条件で決める
- わが家の答え:30分の留守番なら、スマートロック+見守りカメラ+GPSで足りている。ホームセキュリティを足す価値は「誰かが来る」「家にいる間も守る」「火事に気づく」の3つで、どれもガジェットでは代わりがききません(被害にあったときの補償も付きます)
- 要ると考える条件は3つ。①下校後の留守番が1時間を超える日が出てくる ②夜間や子どもだけの在宅中にも侵入や火災に備えたい ③親が職場から動けないとき、誰かに家へ行ってほしい。どれか1つに当てはまったら資料請求して確かめ、2つ以上重なったら契約の候補、がわが家の線引きです
- 両社の違いは「駆けつけの速さ」ではありません(到着時間はどちらも非公開・後述)。留守番目線でとくに違うのは、子どもの解除方法・帰宅通知の形・初期費用の払い方の3点。アルソックには初期費用0円のプランがあり、セコムにはありません
子どもの留守番に関わる違いを、先に1枚の表にまとめます。
この表の中身は、「子どもの帰宅と留守番」の章から順に説明します(初期費用は料金の章で)。その前に、わが家がどこまで自分たちで備えていて、どこが抜けているのかを整理します。
スマートロック・カメラ・GPSで足りないこと
わが家の留守番対策は、3つの道具でできています。玄関はSwitchBotのスマートロックで、長男は指紋で自分で開け、開いた瞬間にパパとママのスマホへ通知が来ます。室内は見守りカメラで、留守番のときは外出先からONにして様子を見たり、声をかけたりします。外では楽天モバイルのスマホで居場所がわかります。
どれも「親が見る・話す・開ける」までの道具です。実際に家へ行くことはできません。ホームセキュリティで何が足され、何が重なるのかを表にしました。
表にしてわかったのは、重なる機能は「帰宅がわかる」の1行だけで、あとは守備範囲がきれいに分かれていることです。警備会社の価値は「誰かが来る」「家にいる間も守る」「火事に気づく」の3つに集中しています。
もう1つ大事なのは、「知らない人が訪ねてきた」がどちらでも解決しないことです。アルソックが2020年に共働き家庭500人に行った調査では、留守番の不安の1位は「訪問者への対応」でした(HOME ALSOK研究所「小学生のお留守番実態調査」)。ここはインターホンに出ない約束で守る領域です。わが家が子どもに鍵を持たせない運用と、スマートロックを使わせる前に決めた3つのルールは、スマートロックは子ども何歳から?に書きました。
子どもの帰宅と留守番で、両社はどう違うか
料金より気になったのは、小2の子が1人で帰ってきて、警備を自分で解除できるのか、親はどう知るのか、という日常の部分でした。早見表の項目に非常ボタンと健康相談を足し、日常の操作に関わる6点を公式サイトの記述にそって見ていきます(連絡がつかないときの駆けつけは次の章で、初期費用は料金の章で書きます)。
① 解除の仕方:セコムは専用キー、アルソックはタグ・暗証番号・スマホ
セコムは「ライフカード」という複製しにくい専用の操作キーで警備をセット・解除します(オプションで、バッグに入れておくだけのICタグもあります)。ホームコントローラーの液晶タイプはイラストと音声で案内があり、公式サイトでは「お子さまでも簡単に操作できます」と書かれています。顔認証つきの高機能液晶タイプもありますが、料金が別です。契約前にデモ機で操作を試せる地域もあるので、子どもに触らせてから決められます。
アルソックは涙形の「IDキー」をかざすか暗証番号で操作し、音声ガイドつきです。IDキーとFeliCaカードは合わせて30本まで登録できるので、子ども1人ずつに持たせられます。登録したスマホを持っていれば帰宅時に自動で解除される「スマホゲート」もあり、子どもにスマホを持たせている家(わが家は楽天モバイルのこども割)なら操作そのものをなくせます。
わが家の長男は指紋で玄関を開けているので、「タグを持たせる」は、鍵を持たせずに済んでいる今の運用から一歩戻る感覚があります。アルソックのスマホゲートはその点で相性がよさそうです。
② 帰宅の通知:セコムはアプリのプッシュ、アルソックはメール
セコムは「SECOM Home Security App.」で、子どもの帰宅(解除によるモード変更)がプッシュ通知で届き、外出先からセット・解除もできます。子どもがセットを忘れて出かけても、親がスマホからセットできます。
アルソックは、警備の操作があると「いつ・誰が・何で操作したか」がメールで届く仕組みです。公式サイトに載っている利用者の例でも、留守番中の小学生がIDキーで解除し、親が外出先のスマホで帰宅を確かめる使い方が紹介されています。アプリ「HOME ALSOK II」で警備の開始・解除・履歴の確認もできます。
わが家はすでにスマートロックの解錠通知が2人のスマホに来ているので、ここは「通知が二重になる」部分です。悪いことではありませんが、警備会社に入る理由にはなりません。
③ 在宅中の警備:子どもがいる場所以外を警戒できる
留守番中は子どもが家の中にいるので、「外出」として警備するわけにはいきません。セコムは「在宅セコム」モードをボタン1つで入れられ、部分セットもあります。アルソックはエリアを設定して、「2階で寝ている間に1階だけ警備」のような使い方ができます。
気になるのは、親がいる夜間や休日に在宅モードを使うとき、1歳の長女や5歳の次男が家の中を動き回る状態で、空間センサーをどう扱うかです。アルソックの公式コラム(HOME ALSOK研究所)では誤報の原因としてペットやカーテンの動きが挙げられ、センサーの調整は窓口に相談とあります。セコムはよくある質問で、室内にペットがいる家庭でも基本的に導入できると答えています。小さい子がいる家は、見積もりのときに「在宅中にどの部屋のセンサーを生かすか」を具体的に聞く項目だと思います。
④ 非常ボタン:子どもが自分で助けを呼べる
両社とも戸建ての設置例に非常ボタンが1個含まれています。セコムは押すと緊急対処員が急行し、必要に応じて110番。アルソックは遠隔非常ボタンが設置例に入り、押すと警備員が駆けつけます。カメラ越しに「どうしたの?」と聞くのとは違って、子どもが自分の判断で人を呼べるのが、ガジェットにはない部分です。
⑤ 誤操作:どちらも料金はかからない
子どもが使う以上、押し間違いや解除忘れは起きます。セコムは誤操作で出動しても料金はかからないと明記しています。アルソックはセンサーが反応するとコントローラーの音声とガードセンターからの確認電話があり、誤操作と伝えれば駆けつけをキャンセルでき、出動費もかかりません。「間違えても怒られない」と子どもに言えるのは、親としては大事なところです。
⑥ 健康相談:セコムは看護師に24時間電話できる
セコムは契約者向けに、24時間セコムの看護師へ電話で健康相談ができるサービスが料金に含まれています。公式サイトには子どもの発熱の相談例も載っています。アルソックの公式サイトでは、ホームセキュリティに同じようなサービスを確認できませんでした。留守番と直接の関係はありませんが、夜中に子どもが熱を出したときの相談先が1つ増えるのは、共働きには地味に効きます。
親が職場にいるときの流れ:誰に電話が来て、誰が動くか
共働きのいちばんの心配は「何かあっても自分はすぐに帰れない」ことです。公式サイトの説明をもとに、留守番中に異常があったときの流れを並べます。
- セコム:センサーの感知や非常ボタンの信号をコントロールセンターが受け、緊急対処員に急行を指示。あわせて状況確認の電話もかかります(自宅か緊急連絡先かは公式サイトに明記がなく、見積もりで聞く項目です)。現地で侵入や火災を確認したら、必要に応じて110番・119番に通報し、登録した緊急連絡先に連絡。緊急連絡先は「不在でも連絡のつきやすい電話番号を3か所以上」が必須なので、パパとママの携帯のほかに、近くに住む祖父母など親以外の番号を入れておく形になります
- アルソック:センサーが感知するとアルソックへ自動通報され、親のスマホにも通知。ガードセンターから確認の電話が入り、警備員が駆けつけて結果を報告。異常が確認されれば緊急連絡先に連絡し、状況に応じて110番・119番に通報します
つまり、親がやることは「電話に出る」と「職場で指示を受ける」です。家に向かうのは警備員で、親は到着を待つだけで済みます。ここがカメラの通知を見て自分が動くしかない今の構成との、いちばんの違いです。
もう1つ、「子どもと連絡がつかない」ときの選択肢が両社で違います。アルソックは契約者の依頼による駆けつけが1回7,700円(税込)で、公式サイトでは鍵の紛失時や高齢の親と連絡がつかない場合などが例に挙がり、公式コラムでは家族と連絡がつかない場合にも依頼できるとあります(鍵を預けている場合に限ります)。子どもの留守番で使えるかは、見積もりの場で聞く項目です。セコムのホームセキュリティでは、依頼による駆けつけの料金は今回読んだ公式ページの範囲では見当たりませんでした。
子どもに教えておくことは4つで足りそうです。非常ボタンの場所、警備会社から家の電話にかかる契約なら出て名前を言うこと、間違えても大丈夫だということ、そして帰ってきたとき玄関のライトが点滅していたら中に入らず、パパかママに電話して外で待つこと。セコムの戸建て設置例には屋外のフラッシュライトが含まれていて、公式のよくある質問が、帰宅時に点滅していたら不用意に家の中へは入らず、離れたところで到着を待つよう案内しています。スマートロックのときと同じで、道具より先に約束が要ります。
セコムとアルソックの基本比較(戸建て)
戸建て向けの現行プランは、セコムが「セコム・ホームセキュリティ NEO」(以下、セコムNEO)、アルソックが「HOME ALSOK Connect」のオンラインセキュリティです。アルソックには、警備会社へ自動通報しない代わりに月額990円(税込)の「セルフセキュリティ」もありますが、センサーが反応してもスマホに通知が来るだけで、駆けつけは依頼制です。この記事では、子どもの留守番に関係する「自動で駆けつける」プランを中心に比べます。
契約期間はどちらも5年です。小2で入れば小6まで、ちょうど小学校の残りと重なります。支払いは両社とも毎月払いで、クレジットカードか口座振替です。
料金:戸建ての公式設置例と、小2〜小6の5年でかかる総額
料金は、両社とも公式サイトに「設置例」として載っている金額です。セコムは2階建ての例(窓・扉の防犯センサー5個、空間センサー2個、火災センサー1個、非常ボタン1個)です。アルソックは4LDKの例(開閉センサー1個、施錠確認センサー4個、空間センサー1個、火災センサー1個、遠隔非常ボタン1個など)です。どちらも家の構造とセンサーの数で変わります。アルソックの例は自宅のネット回線を使う前提です。
5年の総額は「月額×60か月+初期費用」で計算しました。見てわかるとおり、アルソックは3つの方式でほぼ同じ総額になります。初期費用を0円にしても5年では3,600円ほどしか変わらないので、手元の現金を減らしたくない家庭ならゼロスタートで困りません。セコムは買取だとレンタルより5年で27万円ほど高くなります。月額の差は3,080円なので、初期費用の差を取り返すには12年以上かかる計算です。小学生の間だけなら、セコムはレンタル一択と考えてよさそうです。
参考までに、わが家の3つの道具を今そろえるといくらになるでしょうか。SwitchBotのロックUltra+顔認証パッドのセット36,980円とハブミニ5,480円で42,460円。見守りカメラは、わが家の実機が別メーカーなので、見守りカメラ比較で勧めているSwitchBot 見守りカメラPlus 3MP(3,980円)で代用して計算します。楽天モバイルの最強こども割は月638円(12歳以下・月3GBまでの場合)なので、5年で38,280円です。申込時に原則付くあんしんコントロール(月550円)は、わが家は別の見守りアプリに替えて外しているので含めていません。合計で約8.5万円です(いずれも公式の2026年9〜10月時点の価格・税込)。警備会社の5年総額とは6倍以上の差があり、この差額で買っているのが「誰かが来る」「家にいる間も守る」「火事に気づく」の3つ、と考えるとわかりやすいです。
なお、両社とも割引制度があります。セコムはNEOの新規申込で「家族や友人との同時契約」「勤務先がセコム利用中」「2件以上の複数契約」に工事料金の割引(金額は非公開)があります。アルソックは1か月以内に2件以上を同時契約すると工事費が半額になる「ご家族割」などです。祖父母の家と一緒に検討するなら、聞いてみる価値があります。
何分で来る?両社とも時間は公表していない
「平均◯分で到着」と書いている記事を見かけますが、公式サイトを読む限り、到着までの時間は両社とも公表していません。セコムのよくある質問には「ご自宅近くの拠点や、駆けつける目安の時間については、セコムのスタッフにお尋ねください」とあり、拠点の住所も防犯上の理由で非公開です。アルソックもよくある質問で「ガードマン(警備員)が待機している場所によります」とし、GPSでいちばん早く着ける警備員を自動で選ぶ「隊員指令システム」の説明にとどめています。
公式が出している数字は拠点の数です。セコムは緊急発進拠点が約2,500か所(2026年3月末時点・セコム調べ)。アルソックは現行のHOME ALSOK Connectのページに待機所の数の記載がありません。ただ、拠点が多くても自宅から最寄りの拠点が近いとは限りません。資料請求したら「うちの最寄りの拠点はどこか、目安は何分か」を訪問時に聞くのが、いちばん確かな方法だと思います。
契約前に確認したい5項目と、資料請求のあとに起きること
公式サイトを読んで、見積もりの場で聞くと決めた項目です。どれも公式サイトだけでは金額や条件がわかりませんでした。
- 鍵を預ける範囲。セコムは契約時に自宅の鍵を2組預けます。アルソックも依頼駆けつけは鍵を預けている場合が条件です。スマートロックを付けている玄関でどう扱うかは、わが家の場合いちばん先に聞く項目です。アルソックの資料セットにはスマートロック(SADIOT LOCK2)のパンフレットも入ると公式の請求ページにあるので、併用の相談はしやすそうです
- 5年契約と途中解約の金額。両社とも解約金の金額は非公開。引っ越しや家族構成の変化があり得るなら、計算式を聞いておきます
- センサーの数と料金の変動。公式の料金は設置例なので、自宅の窓・扉の数でいくら変わるか。セコムは火災センサーとは別に、市町村の条例で住宅用火災警報器の設置が必要になる場合があると注記しています
- 通信回線。アルソックは自宅のネット回線が前提で、ない場合はオプション。セコムは回線不要です
- 在宅中のセンサーの扱いと、確認の電話の宛先。下の子が動き回る家で、どの部屋のセンサーを生かし、警報音は近所にどう聞こえるか。異常時の確認電話が家の電話と親の携帯のどちらにかかるか
資料請求のあとの流れも、公式サイトに書かれています。セコムはWebか電話で資料請求・見積もり依頼をすると、防犯アドバイザーが希望日時に訪問して無料で見積もり。契約から最短1週間程度で工事(通常1日)、その場で操作説明を受けてすぐ使えます。アルソックはフォームを送ると夜間分を除いて当日中に連絡があり、電話での案内が標準です(電話が不要なら要望欄に書く運用)。訪問診断と見積もりは無料で、土日祝の訪問にも対応しています。提案を聞いて断っても費用はかかりません。契約から工事まで約2週間、工事は半日が目安で、こちらも土日祝に対応と公式にあります。セコムは訪問・工事とも曜日の記載がないので、平日に休めない家庭は資料請求のときに聞く項目です。
資料請求のあとの連絡は、アルソックは公式サイトに「案内の電話が不要なら要望欄に書く」とあるとおり、電話が標準です。セコムは公式サイトに連絡手段の記載がないので、電話に出られるようにしておくと安心です。どちらも「資料だけ見たい」と伝えて断れますし、見積もりの段階までは費用がかかりません。
ここまで読んで、冒頭の3つの条件のどれかに当てはまった家庭は、資料請求して「最寄りの拠点の目安」「解約金の計算式」「スマートロックの玄関での鍵の扱い」の3つを聞くところから始めるのが、わが家が決めている手順です。当てはまらないなら、今の道具のままで大丈夫です。
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「意味ない」「後悔する」という声に、わが家はどう答えるか
検索すると「ホームセキュリティは意味ない」「後悔した」という記事も出てきます。もっともな指摘もあるので、公式サイトの仕組みと照らして整理します。
- 「警備をセットしているときしか効かない」。そのとおりで、だから在宅モードとエリア設定、解除忘れを外出先からセットできる機能が要ります。子どもに任せきりにしない運用が前提です
- 「使わなくなる」。アルソックの公式コラム(HOME ALSOK研究所)でも、導入後に後悔した例として挙げられています。毎日の解除が面倒だと続きません。スマホゲートの自動解除や、液晶の音声案内のような「子どもが面倒がらない仕組み」を、見積もりの場で子どもの目線で確かめる(セコムは地域によりデモ機で試せる)のが対策です
- 「警備員は警察ではない」。両社とも、駆けつけて現場を確認し、必要に応じて110番・119番に通報する流れです。警察が来るまでの時間を短くする仕組みであって、犯人を捕まえる仕組みではありません
- 「スマートロックとカメラで足りる」。短時間の留守番なら、わが家もそう判断しています(冒頭の3つの条件のとおり)
- 「5年縛りが長い」。たしかに長い反面、小学校の残りとちょうど重なる長さでもあります。中学生になれば留守番の不安は形を変えるので、更新のタイミングが成長と合うかは考えどころです
よくある質問
Q. 子ども専用のプランはある?
A. 両社ともありません。戸建ての通常プラン(セコムNEO/HOME ALSOK Connect)に、帰宅通知や在宅警備の機能が含まれている形です。セコムは「お子さまのみまもり」のページで、アルソックは製品ページの「子どもだけで留守番をすることがある」という不安の例で、それぞれ留守番の使い方を説明しています。
Q. 留守番は何年生から?
A. アルソックの2020年の調査(共働き家庭500人)では、子どもだけで留守番させたことがある家庭は86.0%で、初めて留守番させた学年は小学1年生が21.4%と最多でした。わが家は小2で、30分くらいから始めています。何歳からというより、「帰ったらすぐ鍵を確かめる」のような約束を守れるかで決めています。
Q. セコムとアルソック、どっちが安い?
A. 公式の設置例を同じ方式どうし(レンタル対レンタル、買取対お買い上げ)で比べると、月額も初期費用もアルソックが安く、レンタルどうしの5年総額で約6万円の差です。ただしアルソックのゼロスタート(月額8,668円)は、セコムのレンタル(月額8,470円)より月額が高くなります。設置例の家も違う(セコムは2階建て例、アルソックは4LDK例)ので、自宅ではどちらが安いかは見積もりを取らないとわかりません。
Q. レンタルと買取、どっちが得?
A. 小学生の間(5年)だけなら、セコムはレンタル、アルソックは3方式がほぼ同額です。セコムの買取は月額が安い代わりに初期費用が52万円台で、差を取り返すのに12年以上かかります。アルソックは公式サイトに10年総額も載っていて、10年ならお買い上げが最も安くなります。
Q. 鍵は必ず預けるの?
A. セコムは預けます(契約時に2組)。アルソックは、依頼による駆けつけの条件が「鍵を預けている場合」です。預けない運用ができるか、スマートロックの玄関ではどうなるかは、上の「契約前に確認したい5項目」の1つ目に書いたとおり、見積もりの場で聞く項目です。
Q. GPSは警備会社のものに替えたほうがいい?
A. 屋外用のGPS端末は両社にもありますが、この記事で比べている家の警備(ホームセキュリティ)とは別の契約・別の料金です。わが家は通話もできる楽天モバイルのスマホで足りているので、替える予定はありません。
Q. マンションや賃貸の場合は?
A. 別のプランになります。セコムは「スマートNEO」マンションプラン(レンタル月額5,500円・工事料53,790円の例・税込)、アルソックは「アパート・マンションプラン」です。賃貸は事前に貸主への相談が必要とセコムが案内しています(アルソックは公式サイトで同様の記載を確認できなかったので、資料請求のときに聞く項目です)。この記事の料金は戸建ての例なので、そのまま当てはめないでください。
Q. 資料請求だけでも大丈夫?
A. 大丈夫です。両社とも資料請求は無料で、アルソックは「資料請求のみ」でもよいと公式サイトに明記しています。アルソックは申込後に案内の電話があるのが標準で、不要なら要望欄に書けること、訪問の提案を断っても費用がかからないことは、上の章に書いたとおりです。
まとめ:どちらがどんな家庭向きか
- 短時間の留守番なら、まだ要らない。スマートロック+見守りカメラ+GPSで「見る・話す・開ける」はできる。足りないのは「誰かが来る」「家にいる間も守る」「火事に気づく」の3つ
- セコムが向く家庭:子どもの帰宅をアプリのプッシュ通知で受けたい、看護師の健康相談を使いたい、回線工事なしで入れたい。レンタルなら初期費用は約7万円+保証金2万円(返還あり)
- アルソックが向く家庭:初期費用を0円にしたい、子どもにスマホを持たせていて自動解除にしたい、連絡がつかないときに依頼で来てもらう選択肢が欲しい
- どちらでも変わらないこと:到着までの時間は非公開、契約は5年、誤操作は無料、訪問者への対応は道具では防げない
わが家は、結論に書いた条件のうち①「下校後の留守番が1時間を超える日が出てくる」に当てはまったら、まず両社に資料請求して最寄りの拠点を聞き、セコムはデモ機の操作を子どもに試させるつもりです。この記事が、同じように「今の道具で足りているか」を考えている家庭の整理に役立てばうれしいです。
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