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SwitchBot ロックUltraとProはどっちを買う?違い5つと決め手1つ|従来モデルから買い替えて1年の3児パパが解説【2026年】

SwitchBot ロックUltraとPro、どっちを買う?違い5つと決め手1つ|Ultraを1年使った3児パパが解説 スマートホーム・防犯
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「SwitchBotのスマートロック、ロックUltraとロックProのどっちを買えばいい?」。違いを調べると「充電式と電池式」「解錠が速くて静か」「一体型のカバー」と出てきますが、本体で5,000円の差を払う価値があるかは、使ってみないと分からないところです。わが家は従来モデルの「ロック」+指紋認証パッドを1年半ほど使ったあと、2025年9月にロックUltra+顔認証パッドへ買い替え、この記事を書いている2026年9月でちょうど1年になりました。

先に結論を言うと、わが家はUltraを選んで正解でした。ただし決め手は「速い」でも「静か」でもなく、充電式のメインバッテリーと予備電池で、電池交換から解放されること。この1点だけです。この記事では公式仕様で2機種の違いを並べたうえで、1年使って「起きたこと・起きなかったこと」をもとに、どんな家ならPro、どんな家ならUltraかを整理します。

※わが家で実際に使っているのはロックUltra(と、その前の従来モデル「ロック」)です。ロックProは使っていないため、Proの仕様や電池持ちはSwitchBot公式サイトの情報(2026年9月確認)をもとに比較し、使ったフリはしません。価格や仕様は変わることがあるので、最新の条件は公式サイトでご確認ください。

📖 この記事でわかること

  • ロックUltraとProの違いが一目でわかる早見表(給電・予備電源・速さ・静音・デザイン・価格はすべて公式の数値)
  • 本体5,000円の差で買っている機能と、買わなくていい機能の切り分け
  • Ultraを1年使った充電回数・電池切れ・締め出しの実績と、従来モデルからいちばん変わった点
  • こういう家はPro、こういう家はUltraの3タイプ診断
  • 子ども3人の家の指紋・顔認証の使い分けと、顔認証パッドProをまだ選んでいない理由

買い替えを決めたころ、玄関で長男(当時小1)と、この鍵の電池が切れたらどうなるかを話しました。1年使ったいまなら、はっきり答えられます。

むすこ
むすこ

でんちが切れたら、おうちに入れなくなるの?

パパ
パパ

Ultraは充電式のバッテリーのほかに、予備の電池も入っているんだ。1年使って、電池切れは一度もないよ

従来モデルで半年ごとに来ていた「そろそろ電池交換」から解放されたい。その一心で選んだUltraの1年を、公式仕様の違いと合わせて順に説明します。

  1. ✅ 結論:わが家はUltra。ただし決め手は「充電式+予備電池」の1点だけ
  2. 📊 ロックUltraとProの違いを公式仕様で比較。一目でわかる早見表(2026年9月時点)
  3. 🔍 Ultraの5,000円は何に払っているのか。違いを1つずつ解説
    1. ① 給電:充電式+予備電池+微電流の三重か、単3電池4本か
    2. ② 速さと音:解錠78.6%アップ・20dB以下は、本当に必要か
    3. ③ デザインと安定性:一体型カバーが効いたのは、見た目より「サムターンのぐらつき」
    4. ④ クイックキー:両方にあるが、Ultraは肘で押せる大きさ
    5. ⑤ 価格差:本体5,000円・セットなら3,800〜6,000円
  4. 🏠 従来モデルからUltraに買い替えて1年。起きたこと・起きなかったこと
    1. 決め手は「充電式+予備電池」。速さも見た目も、決め手ではなかった
    2. 1年の充電は本体1回・パッド1回。通知を待たず、残量を見て充電
    3. 電池切れはゼロ。でも「締め出しゼロ」ではない。指紋が通らず、職場から遠隔解錠した話
    4. いちばん変わったのはサムターンの安定感。次に解錠の速さ
    5. 使っている機能はクイックキーとオートロックだけ。静音モードと手ぶら解錠は使っていない
    6. 取り付け:持ち家の一般的なサムターン。1年で剥がれ・ずれなし
  5. 🧭 どっちを買う?こういう家はPro、こういう家はUltra(3タイプ診断)
  6. 👨‍👩‍👧‍👦 子どもがいる家の使い方。本体よりも「認証パッド」の話
  7. 🔐 パッドはどれを選ぶ?(UltraでもProでも同じ選び方)
  8. 🛠 買う前に確認:うちのドアに取り付けられるか
  9. 🛒 どこで買う?公式ストア・楽天・Yahoo!の見比べ方
  10. ❓ よくある質問(FAQ)
    1. Q. ロックProでも顔認証パッドは使える?
    2. Q. Ultraならハブなしで外出先から開けられる?
    3. Q. 電池が切れたらどうなる?
    4. Q. ロックUltraは賃貸でも使える?
    5. Q. いまProや従来モデルを使っている。Ultraに買い替えるべき?
    6. Q. 子どもの指紋が登録できない・通らないときは?
  11. 📝 まとめ:どっちを買うか迷ったら「電池交換をなくしたいか」で決める
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✅ 結論:わが家はUltra。ただし決め手は「充電式+予備電池」の1点だけ

1年使った結論を3つにまとめると、次の通りです。

  • 電池交換をなくしたい・電池切れの締め出しが不安Ultra。1年で充電は本体1回、電池切れはゼロ、予備電池の出番もゼロでした
  • 単3電池で気軽に回したい・初期費用を抑えたい・まず1台試したいPro。本体で5,000円、指紋認証パッドのセットなら6,000円安く、別売の充電式バッテリー(3,480円)を足せば充電運用にもできます
  • 「速い」だけならProで足ります。「静か」(作動音20dB以下の静音モード)はUltraだけの機能ですが、わが家は静音モードも手ぶら解錠も使っていません。5,000円で買ったのは「電池交換ゼロ」と「締め出しの保険」、それに取り付け後の安定感でした

🔋 Ultraが向く家

  • 電池交換の手間と「切れたらどうしよう」を無くしたい
  • 子どもが自分で開け閉めする(締め出しの保険がほしい)
  • 買い物袋や抱っこで両手がふさがることが多い

🔌 Proが向く家

  • 単3電池の交換は苦にならない(9か月に1回の目安)
  • スマートロックが初めてで、初期費用を抑えたい
  • 解錠の速さや静かさは「あれば良い」程度

もうひとつ大事なのは、本体だけで悩まないことです。指紋や顔で開けるには別売の「認証パッド」が必要で、UltraもProも同じパッドが使えます。つまり「顔認証がしたいからUltra」は勘違いで、認証方法はパッドで決まります。パッドの選び方は後半にまとめました。

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📊 ロックUltraとProの違いを公式仕様で比較。一目でわかる早見表(2026年9月時点)

SwitchBot公式サポートの「機能一覧」表と、各製品ページの数値を並べました。価格はすべて公式ストアの税込価格(2026年9月時点)で、電池持ちは公式が示す「1日に解錠・施錠を各10回」の条件での目安です。表の中の「微電流解錠」は、電池が空になっても本体に残った微量の電力で緊急解錠する機能(Ultraは5回まで・Proは30秒間)、「ハブ製品」はロックを自宅のWi-Fi経由でインターネットにつなぐ別売の機器(Hub Miniなど)で、外出先からの操作と通知はUltraでもProでもこれが必要です。

ロックUltra vs ロックPro 早見表 公式ストア税込・2026年9月時点/クリーム色の列=わが家が1年使っているUltra
比較項目 ロックUltra
わが家が1年使用
ロックPro
公式情報で比較
💰 価格(公式ストア・税込)
本体22,980円17,980円本体で5,000円安い
指紋認証パッドのセット28,980円22,980円差6,000円
顔認証パッドのセット36,980円顔認証パッドProなら39,980円33,180円差3,800円
🔋 電源(いちばんの違い)
メイン電源充電式バッテリー(4,200mAh)1回の充電で約1年・満充電まで約6時間単3電池4本交換目安 約9か月(270日)。別売の充電式バッテリー(3,480円)なら充電池2本のA/B自動切替で約1年運用に変更可
予備電源CR123A電池1本寿命約5年・緊急解錠1,000回なし別売バッテリーを足してもUltraのような予備CR123Aは付かない
電池切れの最終手段微電流解錠 5回まで微電流解錠 30秒間
⚡ 動作
モーター・解錠の速さ超高速&静音モーターPro比で解錠78.6%速く、回転力50%増(公式)。FastUnlockで1秒とかからず高トルク高速モーター従来モデル比で速度・回転力とも倍(公式)
静音作動音20dB以下の静音モードナイトモード(指定時刻に自動で静音へ)静音モードの記載なし
クイックキー(室内側ボタン)あり接触面積10%UP・肘で押せるあり
オートロック開閉センサー式開閉センサー式
🎨 デザイン・取り付け
デザイン一体型カバー(ドア内側のつまみ=サムターンごと覆う)アルミ合金・木目調の着せ替えシール3色付属円形ノブアルミ合金
サイズ・重さ122×62.6×66.8mm・377g120×59×83.9mm・450g(電池含む)
取り付け3Mテープ・自動校正つまみ中心からドア枠まで40mm以上が必要3Mテープ(ネジ固定も可)つまみ中心からドア枠まで40mm以上が必要
🔗 共通のこと
使えるパッド指紋認証/顔認証/顔認証Pro すべて同じ(本体の差ではない)
外出先からの操作・通知ハブ製品が必要ハブ製品が必要
発売2025年5月2023年11月発表
出典:SwitchBot公式サポート「ロック、ロックPro、ロックLiteとロックUltraの機能一覧」、ロックUltraロックPro製品ページ、ロックPro特設ページ、公式サポート記事(いずれも2026年9月確認)。解錠速度の「78.6%」(ロックPro比・Ultra製品ページ)と「倍」(従来モデル比・1/4回転時の計測・ロックPro特設ページ)はいずれも公式の自社調べで、秒数はUltraの「1秒とかからず」以外は公表されていません。

参考までに、従来モデルの「ロック」(11,980円)と「ロックLite」(8,980円)はどちらもCR123A電池2本で約半年ごとの交換で、Liteだけオートロックがタイマー式です。わが家が以前使っていたのは、このうちの「ロック」です。

🔍 Ultraの5,000円は何に払っているのか。違いを1つずつ解説

① 給電:充電式+予備電池+微電流の三重か、単3電池4本か

いちばん大きな違いがここです。Ultraはメインが充電式バッテリーで、公式の目安は1回の充電で約1年(1日10回の解錠・施錠で約12か月)、満充電までは約6時間。充電中は予備のCR123A電池で動き、オートロックだけ一時的に止まります。そのCR123A電池は寿命約5年・緊急解錠1,000回分で、さらに電池が空でも残った微量の電力で5回まで開けられる「微電流解錠」が付きます。公式が「トリプル給電」と呼ぶ、締め出し対策の三重構えです。

SwitchBotロックUltraのマグネット式電池カバーを外した状態。充電式のメインバッテリーが収まっている
カバーを外したUltraの内部。この溝の入った黒いパックが「1回の充電で約1年」持つ充電式メインバッテリーです。予備のCR123Aは本体側に装着済み(写真には写っていません)で、1年使って、電池切れでこの予備に頼ったことはありません。

Proは単3電池4本で、交換の目安は約9か月(270日)。単3なので入手に困らないのが利点で、残量が減るとアプリに通知が来ます(通知にはハブが必要)。別売の充電式バッテリー(3,480円)を使えば、充電池2本のA/B二系統(片方が切れたらもう片方へ自動で切り替わる方式・1本あたり約6か月)で約1年運用に変えられます。ただし予備にあたるB側も同じ充電池なので、Ultraの「寿命約5年・充電不要のCR123A」のように「充電を忘れても効く」保険ではなく、2本とも空になれば最終手段は「微電流解錠で30秒間だけ」です。

つまりProに充電式バッテリーを足すと本体の価格差は1,520円まで縮みますが、「充電を忘れても5年もつ予備電池で開く」保険まではお金で買えない。ここがUltraを選ぶかどうかの分かれ目です。

② 速さと音:解錠78.6%アップ・20dB以下は、本当に必要か

公式の「解錠スピード78.6%向上・モーターの回転力50%向上」はロックProとの比較値です。従来モデルからUltraに替えたわが家でも、ドアの前で一瞬待つ感覚が消えたのは体感できました。ただ、Pro自体も従来モデルより速いモーターを積んでいるので、Proの速さで困る場面は少ないはずです。

静音モード(作動音20dB以下)と、指定した時刻に自動で静音に切り替わるナイトモードはUltraだけの機能です。正直に書くと、わが家は静音モードもナイトモードも、初期に試したあとは使っていません。通常モードの作動音で困ったことがないからで、少なくともわが家には静音を理由にUltraを選ぶ必要はありませんでした。寝室が玄関のすぐ横にある家や、深夜の出入りが多い家では価値が変わると思います。

③ デザインと安定性:一体型カバーが効いたのは、見た目より「サムターンのぐらつき」

Ultraはサムターンや高さ調節プレートをすっぽり覆う一体型カバーで、公式もこの構造で「動作の安定性を向上」と説明しています。木目調の着せ替えシールが3色付くので、見た目の話として語られがちですが、わが家が1年使っていちばん変わったと感じたのは、解錠・施錠のときのサムターンの安定感でした。従来モデルは本体とドアの接地面が1か所だけで、使ううちにぐらつきが気になっていたのが、Ultraでは鍵全体を包む構造になり、動作のたびに本体が揺れる感じがなくなりました。

玄関ドア内側のSwitchBotロックUltra。一体型カバーがサムターンを根元まで覆い、本体の背面がドア面に接している
いまのUltra。カバーが鍵全体を包んでドア面に接しているので、解錠・施錠のたびに本体が揺れる感じがなくなりました。
従来モデルのSwitchBotロックの背面。ドアに接する取付プレートとサムターンアダプターが見える
手前が従来モデルの背面(右奥はいまのUltra)。ドアと接していたのはこの小さなプレートだけで、使ううちにぐらつきが気になっていました。

なお公式は「一体型カバーですべて覆えるのは円形のサムターンのみ」と注記しています。Proは円形ノブの本体でサムターンを掴む方式で、対応範囲は0〜23mmの無段階調整、高さは最大62mmまで対応します。

④ クイックキー:両方にあるが、Ultraは肘で押せる大きさ

室内側のボタン「クイックキー」はUltraにもProにもあります。Ultraは接触面積が10%広がり、公式いわく「肘で軽く押すだけ」。買い物袋を両手に提げているときや、長女(1歳)を抱っこしているときに肩や肘でポンと押して出られるので、わが家では毎日いちばん使っているUltraの機能です。Proでも同じ使い方はできるので、ここは差というより「Ultraのほうが少し楽」程度と考えてください。

SwitchBotロックUltraのクイックキーを前腕で押しているところ
両手がふさがっているときは、こうして肘や前腕で押すだけで解錠できます(写真はカバーを外した状態で撮っていますが、ふだんはカバーを付けたまま同じように押しています)。

⑤ 価格差:本体5,000円・セットなら3,800〜6,000円

公式ストアの価格(2026年9月時点・税込)で並べると、本体はUltra 22,980円とPro 17,980円で5,000円差。指紋認証パッドのセットは28,980円と22,980円で6,000円差、顔認証パッドのセットは36,980円と33,180円で3,800円差です。Proに別売の充電式バッテリー(3,480円)を足すと、本体の差は1,520円まで縮みます。

言い換えると、Ultraの5,000円で買っているのは「電池交換ゼロ」「電池切れの保険」「取り付け後の安定感」で、「速さ」「静かさ」「見た目」はおまけです。わが家はその5,000円を払って良かったと思っていますが、電池交換が苦にならない家なら、同じ5,000円をパッドのグレードに回す選択もあります。

🏠 従来モデルからUltraに買い替えて1年。起きたこと・起きなかったこと

ここからは実体験です。わが家の構成は玄関1ドアにロックUltra 1台+顔認証パッド+Hub Mini(ハブ製品)。持ち家の玄関で、サムターンはごく一般的な形です。2025年9月から2026年9月までの1年間で起きたことを、先に数字でまとめます。

📋 ロックUltra 1年の実測メモ(2025年9月〜2026年9月・わが家)

  • 本体の充電:1回(残量を見て自分のタイミングで充電)
  • 顔認証パッドの充電:1回
  • 電池切れで開かなかった:0回/電池切れで予備電池・微電流解錠に頼った:0回(充電中に予備電池で動くのは通常の動作なので数えていません)
  • 子どもが指紋で開けられず遠隔解錠した:1回(本体ではなく指紋認証側の話。後述)
  • 両面テープの貼り直し・ずれ:0回
  • 日常的に使っている機能:クイックキーとオートロック(どちらもProにもある機能。Ultraだけの静音モード・ナイトモードは初期に試したあと使っておらず、パッドと連携して使う手ぶら解錠は未使用)

決め手は「充電式+予備電池」。速さも見た目も、決め手ではなかった

従来モデルの「ロック」はCR123A電池2本で動き、公式の目安どおり半年ごとに交換が必要でした。CR123Aは単3のようにどこでも買える電池ではないので、切れる前に取り寄せておく手間があり、「そろそろ交換」の通知が来るたびに少し身構えていました。Ultraに買い替えると決めたとき、比べたのは速さでも見た目でもなく、この電池交換をなくせるかどうかだけでした。充電式のメインバッテリーに予備のCR123Aまで付くUltraなら、子どもが1人で帰ってくる日に電池が切れる不安を消せる。それが決め手です。子どもが1人で帰ってくる日の鍵をスマートロックでどう解決したかは、小1の壁の鍵問題はスマートロックで解決にまとめています。

買い替え前に使っていたSwitchBotロック(従来モデル)の本体と、交換用のCR123Aリチウム電池2本
買い替え前の従来モデルと、半年ごとに交換していたCR123A電池2本。単3のようにどこでも買える電池ではないので、切らさないよう取り寄せておく手間がありました。

1年の充電は本体1回・パッド1回。通知を待たず、残量を見て充電

公式の目安は「1回の充電で約1年」ですが、わが家は残量が減ってきたのをアプリで確認して、自分のタイミングで1回充電しました。充電中も本体に残る予備のCR123Aで普通に開け閉めできたので、生活は止まりませんでした(止まるのはオートロックだけ)。顔認証パッドも同じく1年で1回。電池交換のために電池を買いに行くことは、この1年で一度もなくなりました。

SwitchBotロックUltraの充電式バッテリーパックに、付属のUSB-Cケーブルをつないだ状態
充電は付属のUSB-Cケーブルにつなぐだけ。写真はパックを本体に付けたままケーブルを挿したところですが、バッテリーパックは本体から取り外せるので、わが家はカバーを開けてパックを外して充電しています。外している間も、本体に残る予備のCR123Aで開け閉めできました(止まるのはオートロックだけ)。

電池切れはゼロ。でも「締め出しゼロ」ではない。指紋が通らず、職場から遠隔解錠した話

正直に書きます。電池切れも予備電池の出番もゼロでしたが、締め出しがゼロだったわけではありません。Ultraにしてから1度、長男(7歳・小2)の指紋が連続で認識されず、家に入れなくなったことがあります。長男から電話をもらい、私は職場からSwitchBotアプリで解錠しました。原因は本体ではなく認証パッド側(わが家は顔認証パッドの指紋センサーで指紋認証しています)で、子どもの指先は成長で指紋が変わりやすく、認識が不安定になることがあるためです。

ここで助かったのがHub Miniでした。外出先から解錠するにはハブ製品が必須で、これはUltraでもProでも同じ条件です(Ultraだけハブなしで遠隔操作できる、という情報は誤りです)。そして子どもの指紋が通らない問題への備えとしては、アプリの「指紋情報の補足」(同じ指の情報を追加登録する機能)があります。わが家では次男の指紋がこれで安定し、長男の締め出しもこの1回きりです。電池の心配が消えた代わりに、「認証パッド側の締め出し対策」は別に必要だと分かった出来事です。

SwitchBotアプリのロックUltraのバッテリー画面。メインバッテリーの残量に余裕があり、予備バッテリーは満タン
1年時点のアプリ画面。予備バッテリーは満タンのままで、電池切れで予備に切り替わったことは一度もありません。締め出しが起きたのは電池ではなく指紋認証の側です。

いちばん変わったのはサムターンの安定感。次に解錠の速さ

買い替えて「これは違う」と感じた順に挙げると、①解錠・施錠のときのサムターンの安定感、②解錠の速さ、③電池交換の手間がなくなったこと、の3つです。①は前述のとおり、従来モデルで気になっていた本体のぐらつきが一体型カバーで消えたこと。②はドアの前でワンテンポ待つ感覚がなくなったこと。見た目については、正直あまり気にしていませんでした。

使っている機能はクイックキーとオートロックだけ。静音モードと手ぶら解錠は使っていない

Ultraの機能のうち、わが家が毎日使っているのはクイックキー(両手がふさがったまま肩や肘で開ける)とオートロック(ドアが閉まると自動で施錠)です。あとはHub Mini経由の帰宅通知で、長男が帰ってきたことをスマホで知るくらい。Ultraだけの機能である静音モード(ナイトモード)は、初期に試したあとは使っていません。スマホを持って近づくだけで開く手ぶら解錠も使っていませんが、これは顔認証パッド側の機能で、Proと組み合わせても使えます。つまりUltraでなければ得られなかったのは、充電式+予備電池の「電池まわり」と一体型カバーの安定感だけ。速さや静音のためにUltraを選んだわけではないことは、迷っている人に正直に伝えたい点です。

取り付け:持ち家の一般的なサムターン。1年で剥がれ・ずれなし

わが家の玄関はごく一般的な形のサムターンで、付属のサムターンホルダー選びで迷うことはありませんでした。固定は付属の3Mテープで、1年で剥がれもずれもなく、貼り直しはゼロです。取り付け後に解錠・施錠の位置を自動で調整してくれる(自動校正)ので、細かい手動設定も不要でした。

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🧭 どっちを買う?こういう家はPro、こういう家はUltra(3タイプ診断)

ここまでの違いと実体験を、家のタイプ別に落とし込みます。自分の家に近いものを選んでください。

タイプ おすすめ 理由と目安の価格(公式・税込)
A. スマートロックが初めて。まず1台、安く試したいPro+指紋認証パッドセット22,980円。単3電池で9か月ごとの交換が苦にならなければ、公式仕様上は速さも日常に十分なはず。電池交換をなくしたくなったら充電式バッテリー(3,480円)を追加
B. 電池交換をなくしたい。電池切れの締め出しが怖いUltra+指紋認証パッドセット28,980円。充電は年1回、切れても予備電池と微電流解錠で開く。1年使ったわが家の実感では、この安心感が5,000円分の価値
C. 子どもが自分で開ける。両手がふさがる場面が多い。深夜の出入りがあるUltra+顔認証パッド(または指紋)顔認証セット36,980円。子どもは指紋、大人は顔認証や手ぶらで、クイックキーは肘で。夜が気になるならナイトモードも使える。わが家はこのタイプ(ただし顔認証は補助役)

補足を2つ。玄関が上下2つの鍵(1ドア2ロック)の場合は、同じ機種を2台そろえる必要があり(UltraとProの混在は不可)、公式のツインロックセットはUltra×2+顔認証パッドで57,080円、Pro×2+指紋認証パッドで38,780円です。賃貸については、公式がUltraを「3Mテープで取り付け、ドアに跡を残さず剥がせる」「賃貸アパートでも取り付け・取り外しできる」と説明している一方、Proの製品ページは「3Mテープで貼付け/ネジで固定」の案内のみで、跡や賃貸には触れていません(ネジ固定は原状回復に関わるので賃貸なら要注意)。金属製のドアなら別売のマグネットアクセサリー(1,780円)がUltra・Proどちらにも対応しますが、わが家は持ち家なので体験としては書けません。

👨‍👩‍👧‍👦 子どもがいる家の使い方。本体よりも「認証パッド」の話

UltraかProかで悩む方の多くは、私と同じで「子どもが自分で開けられるか」が本当の関心事だと思います。その答えは本体ではなく認証パッド側にあります。わが家の3人きょうだいのうち、鍵を使うのは長男(7歳・小2)と次男(5歳・年長)で、2人ともメインは指紋認証。長男は安定して通り、次男は一度登録し直したあと、アプリの「指紋情報の補足」で同じ指の情報を追加してから安定しました。ママは顔認証を併用、私は両手がふさがったときだけ顔認証。長女(1歳)はまだ登録していません。

玄関ドア外側に取り付けたSwitchBot顔認証パッド。テンキーの下に丸い指紋センサーがある
外側の顔認証パッド。テンキーの下の丸い部分が指紋センサーで、子どもたちはここに指を当てて開けています。ドアハンドルのすぐ上なので、小2の長男も年長の次男も自分で届きます。

注意点は、パッドの指紋認証は5回連続で失敗すると一時的に無効になる(公式サポートに記載)こと。わが家の顔認証パッドでも、先ほどの長男の締め出しはこれが原因でした。無効化は1分間(続けて失敗すると5分、最長24時間)で、その間も暗証番号やNFCカードなら開けられ(開ければ無効化も解除されます)、親のスマホのアプリからも解除できます。わが家はハブ経由の遠隔解錠で入りましたが、子どもに暗証番号を覚えさせる・ICカードを持たせるのも逃げ道になります。子どもには物理鍵も持たせていますが、この1年で使う場面はありませんでした。夏休みなど子どもだけで帰宅する日の運用は、夏休みの鍵っ子問題はスマートロックで解決にまとめています。

「指紋が薄い子どもには、手のひら静脈認証の顔認証パッドPro(19,980円)がいい」という話も見かけます。次男のことを考えると魅力的ですが、公式の対応条件は手のひら静脈が6歳以上・身長120〜200cm。5歳の次男はまだ対象外なので、わが家は通常の顔認証パッドのまま、次男が6歳になって身長も120cmに届いたら検討するつもりです。子どもの指紋登録のコツと年齢の目安は、別記事にまとめています。

スマートロックは子ども何歳から?指紋が登録できない理由と対処法【3児パパ】
子どもの指紋は登録できる?SwitchBot公式が認める「登録しにくい理由」と対処法を解説。顔認証が使える身長120cmの目安、5回失敗で無効化される締め出しリスクと備えまで、年中の冬から2年半使う3児パパが実体験でまとめました。

🔐 パッドはどれを選ぶ?(UltraでもProでも同じ選び方)

認証パッドは3種類あり、どれもロックUltra・Pro・ロック(従来モデル)・Liteのすべてと連動します(公式サイト調べ)。本体とセットで買うと単品合計より安くなります。

パッド 単品価格 開け方・電池 向く家
指紋認証パッド10,980円指紋・暗証番号・NFCカード・Suicaなどの交通系IC。CR123A電池2本子どもの指紋で十分な家。費用を抑えたい家
顔認証パッドわが家16,980円上記+3D顔認証・手ぶら解錠。充電式(1回の充電で約1年)大人は顔、子どもは指紋と使い分けたい家。わが家では顔認証は補助役で、主役は指紋
顔認証パッドPro19,980円上記+手のひら静脈認証(触れずにかざす・6歳以上・身長120〜200cm)指紋が薄い家族や、触れずに開けたい家。子どもの年齢条件に注意
セット価格の例(公式・税込・2026年9月):Ultra+指紋 28,980円/Ultra+顔認証 36,980円/Ultra+顔認証Pro 39,980円/Pro+指紋 22,980円/Pro+顔認証 33,180円

顔認証パッドは反応までのタイムラグや帽子、子どもの身長がネックになりやすく、わが家では「顔認証は補助、主役は指紋」に落ち着きました。詳しい使い心地はロックUltra&顔認証パッドの1年レビューに、パッドを貼る高さの決め方は顔認証パッドはどこに貼る?高さの正解にまとめています。

🛠 買う前に確認:うちのドアに取り付けられるか

UltraとProどちらを選んでも、取り付けられないドアなら意味がありません。公式サポートの「購入前の確認事項」(ロックUltraロックPro)から、要点だけ抜き出します。

  • つまみ(サムターン)の中心からドア枠までの距離が40mm以上あること(Ultra・Pro共通の必須条件)
  • Ultraで丸形の台座の場合:つまみの厚さ23mm未満・長さ74mm未満・台座の直径74mm未満・台座の高さ48mm未満・つまみの頂点からドア枠まで92mm未満
  • Ultraで箱錠やプッシュプル錠の場合:つまみの中心から台座の端までが37mmを超えると取り付け不可(サポートへ採寸して相談)
  • Proの場合:丸形台座・箱錠・プッシュプル錠のいずれも、つまみの中心から台座の端までが30mmを超えると本体が台座に当たって固定できない(丸形台座は直径の半分で判断)
  • Proは市販の約99%のサムターンに対応(つまみ0〜23mm・高さ最大62mm)。特殊な形のサムターンは、買う前にサポート(アプリのフィードバック)へ玄関錠の写真と寸法を送って対応可否を確認できる。公式はUltra・Proとも、特殊な構造のサムターンには3Dプリンター部品(オーダーメイドのアタッチメント)で対応できると案内している
  • 金属製のドアは別売のマグネットで装着可(Ultra・Pro共通)。「跡を残さず剥がせる」と公式が説明しているのはUltraの3M NANOテープで、Proは3Mテープ貼付けまたはネジ固定の案内のみ

🛒 どこで買う?公式ストア・楽天・Yahoo!の見比べ方

本体とパッドはセットで買うと単品合計より安く、公式ストアはセールでセットがさらに割引になることも多いです(2026年9月の確認時もセット割引中でした)。公式ストアには有料の5年延長保証や、ロックのトラブル時に駆けつけてくれる「カギあけアシスタンスサービス」(有料)もあり、公式直営のUltraセットに同梱される指紋認証パッドは新モデルです。楽天市場・Yahoo!ショッピングにも公式店があるので、ポイントを貯めている方はそちらでも。価格は日々変わるので、買う前に3か所を見比べるのがおすすめです。

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❓ よくある質問(FAQ)

Q. ロックProでも顔認証パッドは使える?

A. 使えます。公式サイトでは、顔認証パッドも顔認証パッドProも「ロックLite・ロック・ロックPro・ロックUltraのすべてと連動」と案内されています。顔認証や手のひら静脈認証はパッド側の機能なので、本体をUltraにしないと顔で開けられない、ということはありません。

Q. Ultraならハブなしで外出先から開けられる?

A. 開けられません。公式サポートは「ロックUltraを遠隔操作したい場合は、必ずSwitchBotハブ製品が必要」とし、ロック・Pro・Liteも同じと明記しています。通知機能もハブが必要です。わが家はHub Miniを使っていて、長男の帰宅通知と職場からの遠隔解錠はこれで動いています。

Q. 電池が切れたらどうなる?

A. Ultraはメインの充電式バッテリーが切れると予備のCR123A電池に切り替わり、それも尽きた場合は微電流解錠で5回まで開けられます。Proは残量20%を下回るとアプリに通知が来て(ハブ連携時)、切れたあとは微電流解錠で30秒間だけ開けられます。どちらも公式は「スマホの電池切れに備えて従来の鍵も持ち歩くこと」を案内しており、わが家も子どもには物理鍵を持たせています。

Q. ロックUltraは賃貸でも使える?

A. 公式サイトでは、3Mの粘着テープで取り付けて跡を残さず剥がせること、金属製のドアには別売のマグネットで装着できることが説明されています。工事は不要ですが、原状回復の扱いは物件の契約によるので、管理会社への確認をおすすめします。わが家は持ち家なので、賃貸での体験としては書けません。

Q. いまProや従来モデルを使っている。Ultraに買い替えるべき?

A. Proを使っていて電池交換が苦でなければ、買い替える必要はないと思います。公式仕様を見る限り、Proの速さは日常には十分なはずで、Ultraで増えるのは充電式・予備電池・静音モード、それにサムターンを覆う一体型カバーです。従来モデルの「ロック」からの買い替えは、わが家の実感では価値がありました。半年ごとの電池交換がなくなり、解錠が速くなり、サムターンのぐらつきが消えたからです。

Q. 子どもの指紋が登録できない・通らないときは?

A. まずアプリの「指紋情報の補足」で同じ指の情報を追加登録してみてください。公式サポートも子どもの指で解錠できなくなった場合の対処として案内しており、わが家の次男はこれで安定しました。それでも通らない日は、暗証番号かICカード、ハブ経由の遠隔解錠、物理鍵で入れる準備をしておくと安心です。指紋登録の何歳からの目安と手順は、スマートロックは子ども何歳から?に詳しく書いています。

📝 まとめ:どっちを買うか迷ったら「電池交換をなくしたいか」で決める

  • UltraとProの違いは5つ(給電・速さと音・一体型カバー・クイックキー・価格)。ただし顔認証や指紋はパッド側の話で、本体の差ではない
  • 決め手は「充電式+予備電池」の1点。1年使ったわが家は充電1回・電池切れゼロ・貼り直しゼロで、5,000円の価値はここにあった
  • 速さ・見た目だけならProで足りる(静音モードはUltraだけの機能だが、わが家は使っていない)。初めての1台や費用を抑えたい家はPro+指紋認証パッド(22,980円)、電池交換をなくしたい家・子どもが自分で開ける家はUltra(指紋セット28,980円・顔認証セット36,980円)
  • どちらを選んでも、外出先からの操作にはハブが必要で、子どもの指紋が通らない日の備え(暗証番号・ICカード・遠隔解錠・物理鍵)は別に用意する

スマートロックを検討している時点で、たぶんいちばんの目的は「鍵のストレスを減らすこと」です。その目的に電池交換の手間まで含めるならUltra、含めないならPro。わが家の1年が、その判断の材料になればうれしいです。

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