「今年もそろそろエアコンの季節だな」と思ったら、我が家が毎年やっているのがエアコンクリーニングです。3人の子どもがいると、リビングのエアコンは1年中フル稼働。でも、フィルターを外して吹き出し口をよーく見ると……毎年しっかりカビが出ているんですよね。だから我が家は「毎年1回、プロにお願いする」に落ち着きました。
この記事では、子育て家庭のエアコン掃除を「自分でやる範囲」と「プロに任せる範囲」に分けて、料金の相場・安く頼める時期・失敗しない業者の選び方までまとめました。実際にくらしのマーケットでリビングの1台を頼んだ体験も交えて紹介します。
- フィルターは自分で・内部のカビはプロに。市販の洗浄スプレーは使わない
- 頼むなら春(4〜5月)か秋(9〜11月)が安くて予約も取りやすい
- 壁掛け通常タイプの相場は1台8,000〜15,000円(我が家は9,460円でした)
- 業者は料金・口コミ・保険加入を見比べて選ぶ。くらしのマーケットが便利
我が家は毎年エアコンクリーニングをお願いしています。「1年やらなくても大丈夫じゃない?」と思っていた時期もあったのですが、フィルターや吹き出し口をよく見ると、1年でうっすらカビが出ているんです。子どもたちが一番長く過ごすリビングだからこそ、毎年リセットするようにしています。
見えないカビと、子どもが毎日吸う空気の話
エアコンは、冷房や除湿を使うと内部で結露が起きて湿気がたまります。そこにフィルターを通り抜けたホコリ(カビの栄養分)が加わると、内部はカビが繁殖しやすい環境に。カビが好むのは気温20℃以上(最適25〜30℃)・湿度60%以上(80%を超えると急増)で、梅雨から秋(6〜10月ごろ、ピークは7月)がまさにその条件と重なります。
内部で育ったカビの胞子やホコリを吸い込むと、咳・くしゃみ・鼻水・喘鳴(ゼーゼー)といった症状が出ることがあるとされます(喉の違和感が出ることも)。なかでも知っておきたいのが、長引く咳の原因になることがある「夏型過敏性肺炎」。トリコスポロンというカビの胞子(2〜4マイクロメートルと非常に小さい)を繰り返し吸い込むことで起こる、肺のアレルギー性の炎症です。「自宅を離れると症状が軽くなり、帰宅すると再発する」のが特徴で、夏風邪と見分けがつきにくいと言われています。
子ども、とくに乳幼児は、大人より呼吸数が多く体も小さいうえ、気道が細く免疫も発達途中のため、カビの影響を受けやすいとされています。とはいえ、カビを吸ったら必ず体調を崩すわけではありません。過度に不安になる必要はなく、「こまめに掃除して、内部は定期的にプロに任せる」という当たり前の対策で十分予防できます。
※ここでの症状・疾患の説明は一般的な情報です。咳が2週間以上(夏場は1週間以上)続く、動いたときに息切れがあるといった場合は、自己判断せず呼吸器内科など医療機関にご相談ください。
エアコン掃除、どこまで自分でやる?
まず線引きから。家庭で安全に掃除できるのは「見える範囲」の4か所だけです。熱交換器や送風ファン、ドレンパンといった内部は、分解しないと届かず、無理に触ると故障や事故のもとになります(メーカーも「内部の分解掃除はしないで」と案内しています)。
掃除の頻度の目安は、フィルター・本体カバーは1〜2週間に1回(とくに使用が増える夏・冬は2週間に1回)、ルーバー・吹き出し口は1か月に1回ほど。作業の前は必ずコンセントから電源プラグを抜くかブレーカーを落とし、水洗いした部品はしっかり乾かしてから戻します。奥に手や布を突っ込まず、見える範囲だけにとどめるのが安全です。
「市販の洗浄スプレー」をわが家が使わない理由
ドラッグストアで売っている「エアコン洗浄スプレー」。手軽そうに見えますが、我が家では使わないことにしています。理由は、メーカーと公的機関がはっきり注意を呼びかけているからです。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2015〜2019年度の5年間でエアコンの事故は263件、うち火災244件、死亡6件・7名。このうち誤った内部洗浄が原因の事故は20件報告されています。電気配線の端子部に洗浄液が付着して発熱・出火につながるケースがあるためです。
メーカーも公式に注意しています。パナソニックは「市販の洗浄スプレーは使わないでください」「最悪の場合、発煙・発火につながるおそれ」、日立は「故障の原因となるため、使用しないでください」と案内しています。
安全面だけでなく、効果の面でも逆効果になりがちです。スプレーは洗浄液が奥まで届かず、すすぎ切れずに内部に残ってしまうことがあります。その残りがかえってニオイやカビを悪化させることも。消毒用アルコール(可燃性)や次亜塩素酸ナトリウム(腐食性)を内部掃除に使うのも、NITEが「やめてください」と明言しています。
その点、プロは養生 → 分解 → 専用洗剤の散布 → 高圧洗浄 → すすぎ → 乾燥 → 抗菌・防カビまでを一貫して行います。熱交換器の裏や送風ファンにこびりついたカビまで洗い流せるのは、この分解&高圧洗浄があるから。ここが家庭の掃除との決定的な差で、「内部はプロにお願いする」に落ち着く理由です。
プロに頼むと、いくら?いつが安い?
まず料金の相場から。壁掛けの通常タイプ(お掃除機能なし)は1台8,000〜15,000円が目安です。お掃除機能付き(自動お掃除)タイプは分解の手間が増えるぶん高くなります。
※料金は業者・地域・時期で変わります。実際の金額は各業者のページでご確認ください。「基本料金+室外機+コート+駐車場代」の総額で比べると失敗しにくいです。
そして意外と大事なのが「いつ頼むか」。夏(5〜9月ごろ)と暖房前〜年末(11〜12月)は依頼が集中する繁忙期で、予約が数週間先まで埋まりやすく、料金も下がりにくい時期です。逆に春(4〜5月ごろ)と秋(9〜11月ごろ)は閑散期で、希望日に予約が取りやすく、早割などのキャンペーンも出やすい狙い目。冷房を使い始める前にリセットしておくと、夏のあいだ気持ちよく使えます。夏前なら6月上旬までに予約を入れておくと安心です。
頻度の目安は、プロによる内部洗浄で1〜2年に1回。使う時間・環境で変わるので、家庭タイプ別に整理しました。
我が家が今年お願いしたのは5月下旬、リビングの通常タイプ1台で9,460円でした。冷房を本格的に使い始める前のこの時期に済ませておくのが、毎年の我が家の定番です。夏本番になると予約が取りづらくなるので、「ゴールデンウィーク明けに動く」と覚えておくとちょうどいいですよ。
失敗しない業者選びと、当日の段取り(子育て家庭編)
業者選びで見るポイントは、次の5つ。とくにトラブルの多くは「作業後に追加料金」という認識のズレから起きるので、料金と作業範囲が事前にはっきりしているかを重視します。
- 損害賠償保険に入っているか(作業中の水漏れ・破損・家具汚れへの備え。念のため確認)
- 作業範囲と追加料金が事前に明示されているか(トラブルの一番の原因はここ)
- お掃除機能付きに対応できるか・追加費用はいくらか(自宅の型番を伝えて確認)
- 洗浄の「中身」(送風ファン・熱交換器まで分解して高圧洗浄するか、簡易清掃か)
- 見積もりの内訳をメッセージ画面などで残しておく(後々の安心材料に)
当日の流れは、①ヒアリング・現状確認 → ②養生・分解 → ③洗剤散布 → ④高圧洗浄 → ⑤部品洗浄・乾燥・組み立て → ⑥試運転・精算、が一般的。所要時間は通常タイプで約1〜2時間、お掃除機能付きは約2〜3時間が目安です(天井埋め込み型はさらに長め)。
子育て家庭ならではの段取りも少し。作業中は高圧洗浄機の音が大きく、工具や脚立・洗剤もあるので、子どもは別室か外出が安心です(昼寝の時間帯は外すのがおすすめ)。洗剤が気になる場合は植物由来のエコ洗剤に対応できるかを予約時に相談してみましょう。作業後は送風運転(30分〜1時間ほど、気になるなら数時間)+窓開け換気でニオイと湿気を飛ばし、乾くまではエアコンの真下で子どもを遊ばせないようにしています。
くらしのマーケットで、地域のプロを見つける
「自宅に業者さんを呼ぶのはちょっと不安」「どこに頼めばいいか分からない」——そんなときに我が家が使っているのがくらしのマーケットです。地域の個人事業者や専門店に、料金と口コミを見比べて、ネットから直接予約・依頼できるマッチングサービス。取り扱いはサービスカテゴリ400種類以上、累計出店者数10万店以上で、エアコンクリーニングもその一つです。
いいなと思うのは、まず料金がわかりやすいこと。各業者が表示価格を出していて、見積もりを取らなくても料金の見当がつきます。エアコンクリーニングには運営が定めた必須の作業内容(外装カバーの清掃/フィルター洗浄/本体内部の高圧洗浄/ドレンパン洗浄/作業場所の簡易清掃)があるので、業者ごとの横並び比較もしやすい。そして顔写真・自己紹介・口コミで「人柄」を見て選べるのも、子どもがいる家に招くうえで安心材料になります。
予約の流れは、業者を選ぶ → 予約リクエスト → メッセージで打ち合わせ → 予約成立 → 当日作業 → 完了後に口コミ投稿。打ち合わせのとき、エアコンの型番と設置場所の写真を送っておくと、当日がスムーズです。
我が家は今回、くらしのマーケットでリビングの1台をお願いしました。料金が最初からはっきりしていて、口コミを見て選べるので、初めての業者さんでも安心して頼めます。作業が終わって、きれいになったエアコンを見ると、やっぱり「今年もやってよかった」と安心感があるんですよね。子どもたちが毎日過ごす部屋の空気だから、この安心感が我が家にとっては一番の価値かなと思っています。
まとめ:子育て家庭こそ、毎年ワンリセット
エアコンのカビは目に見えないところで育ちます。だからこそ、子育て家庭はフィルターは自分でこまめに、内部のカビは1〜2年に1回プロにという合わせ技がちょうどいい。市販の洗浄スプレーには頼らず、頼むなら予約が取りやすくて安い春か秋を狙う。これだけで、夏のあいだ子どもが吸う空気をぐっと清潔に保てます。
我が家のように毎年でなくても、まずは一番使う部屋の1台から。料金と口コミを見比べて、納得できる業者さんにお願いしてみてください。「きれいになった」という安心感は、思っている以上に気持ちいいですよ。
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