34歳の今思うこと

日常の記録

今回は34歳、3児の父、普通の会社員の私が今どんなことを思い日々を過ごしているのかを書いていこうかと思います。

自分にとって備忘録的な要素もあるので、将来自分がこの記事を見直したときに、「あの時はこんなことを考えていたんだ!」なんて思えたらいいですね。

仕事

20代の頃は仕事に対して積極的で色々な事に挑戦し、経験をさせて貰いました。そのおかげもあり担当部署ではある程度の信頼を得ることができ、自分の思うように仕事をさせてもらうことができました。周りの環境も良く、自分の提案を受け入れてくれる上司だったというのも大きかったと思います。現場の問題点を自ら見つけて改善策を考え、業務フローを変えていく。その過程がとても楽しく、やりがいに満ちていました。担当部署の中では責任者のサブ的な立ち位置で業務全体を見渡す機会も増え、経験を積むことができました。また、結婚をして子供ができてからのことも想定し、今のうちに出来るだけ多くのことを学んでおこうと思っていました。定時で帰るために業務の効率化を進めたり、ミス防止の仕組みを作ったりと、毎日が挑戦の連続でした。

自分にとって仕事に対する気持ちの分岐点は、子供が生まれてからのように思います。それまでは、終業後も気になることがあれば職場に残って考えたり、勉強をしたりしていました。子供が保育園に入園してからというもの、保育園のお迎えに「間に合うかどうか」を考える毎日。職場が遠い自分にとっては、延長保育を利用してもギリギリの時間。さらに妻もフルタイム勤務で夜勤もあるため、「お迎えに間に合わなかったらどうしよう」というプレッシャーも大きかったです。そんな中でも、仕事ではできるだけ残業しないよう全力で働き、家に帰れば家事と育児。「ワークライフバランス」という言葉を意識するようになったのは、この頃からでした。業務改善のアイデアが浮かんでも、時間が足りずに手をつけられない。そんなもどかしさを感じることも増えていきました。

気づけば、自分にも後輩が増え、職場の中では“中堅”と呼ばれる立ち位置になりました。仕事ができて当たり前、ミスを出さないのは当然。そのうえで全体の流れにも目を配りながら動く、そんな日々が続いています。若い頃のように、現場の最前線で動く「プレイヤー」としての楽しさは少なくなり、今はどちらかというとチーム全体を支える“サポート役”が中心です。正直、以前ほどのやりがいを感じられないこともあります。それでも、ずっと変わらない想いがひとつあります。それは、「顧客に対して、できる限り良いサービスを提供したい」という気持ちです。出世したいという気持ちはあまりありませんが、職場の環境を少しでも良くしたい、業務をよりスムーズにしたいという想いは今も強くあります。目立たなくても、部署の中で誰かが気持ちよく働けるような環境を作る。そんな役割にやりがいを見いだしています。

私の勤める業界は、転職する人が少なく、同じ職場で長く働くのが一般的です。そのため、ある程度「この先どうなるのか」という自分の将来像が見えてしまう部分があります。頑張れば出世の道も見えているものの、最近では「そこまで無理をして上を目指さなくてもいいかな」と思うようになりました。生活に困らない程度に収入があり、家族と過ごす時間が確保できる。そんな働き方が理想だと感じています。

今、自分の中には二つのプランがあります。

一つは、これまで通りフルタイムで働き続けること。保育園のお迎え時間を意識しながら、日々のスケジュールを調整していく方法です。

もう一つは、末っ子が来年度に保育園へ入園するタイミングで、短時間勤務(終業時刻を一時間切り上げる)に切り替えるという選択。小学校に入学するまでの5年間だけ、家族の時間を優先しようという考えです。

ただ、後者にはデメリットもあります。給与が減ってしまうこと、職場の理解を得にくいこと、そして昇進のチャンスが遠のくこと。それでも、今後の家族との時間や心のゆとりを考えると、どちらが本当に自分らしい働き方なのか、真剣に悩むようになりました。

まだ自分の中では答えを出せていませんが年内には決めたいなと考えています。

育児

今年度から長男が小学校に通い始めました。毎日しっかりと登校し、帰ってくると児童館で友達と遊んだり、休日はお互いの家を行き来したりと、毎日を楽しそうに過ごしています。また、夜寝る時は親とは別の部屋で弟と一緒に寝るようになりました。そんな姿を見ると、「ちゃんと成長しているんだな」と安心する気持ちと同時に、少しずつ親の手を離れていく寂しさも感じるようになりました。保育園の頃に比べると、できることがどんどん増えていきます。それでもまだ甘えてくる瞬間も多く、その度に「今この時間を大切にしよう」と感じます。子どもが成長するたびに、家族との時間をもっと大切にしたいという気持ちが強くなりました。

子どもたちの習い事も、私の楽しみのひとつです。毎週、練習に一生懸命取り組む姿を見るたびに、少しずつできることが増えていくのを感じて、親として嬉しく思います。また、習い事を通して、他の保護者の方や地域の方々、行政とのつながりも生まれました。休日には大会やイベントもたくさんあり、お手伝いをさせてもらう機会も増えました。初めて体験することばかりですが、その分、家族みんなで充実した日々を過ごせていると感じます。こうした経験を通じて、子どもだけでなく親である自分も一緒に成長しているように思います。

投資

将来を見据えてつみたてNISAを中心にコツコツと投資をしてきました。特にここ数年は現金比率を極限まで低くし、米国の投資信託に注力してきました。長期的に資産を育てていくことを目的に、堅実に積み立ててきたのですが、最近は少し考え方が変わってきました。「将来のため」だけでなく、「今この瞬間を楽しむ」ことも大切にしたい!そう思うようになり、高配当株にも挑戦し始めました。

まだ配当金は少ないですが、そのお金はあえて貯めずに、家族との外食や趣味など、“今を楽しむための時間”に使うようにしています。

最近の自分のマインドは、“未来の準備”から“今の豊かさ”へとシフトチェンジしているのを感じます。

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