我が家では2025年9月に、SwitchBotの「ロックUltra」と「顔認証パッド」を購入しました。以前は「ロック」と「指紋認証パッド」を使用しており、特に不満もなく満足していましたが、より機能的に進化した新モデルを使ってみたくなり、思い切って買い替えることにしました。
共働き家庭で、長男が小学1年生ということもあり、「鍵の紛失」や「閉め忘れ」、「登校・帰宅時間の把握」といった、いわゆる“小一の壁”への対策として、SwitchBotのスマートロックシステムを導入しています。
本記事では、「ロックUltra」と「顔認証パッド」を実際に5か月使用して感じた率直な感想をお伝えしていきます。
「ロックultra」「顔認証パッド」の詳細については以前の記事<小学一年生の壁!スマートロックで解決!>をお読みください。

ロックUltra
電池の持ち
「ロックUltra」は、メイン電源として充電式バッテリーを内蔵し、さらに予備電源としてCR123A電池を1本搭載しています。公式サイトでは、充電式バッテリーは約1年に1回の充電が目安、CR123A電池は緊急解錠約1000回分とされています。
従来使用していた「ロック」では単3電池をメイン電源としており、約半年に1回の電池交換が必要でしたが、「ロックUltra」は5か月使用した時点でも十分な残量があり、公式通り約1年は問題なく使えそうな印象です。また、CR123A電池は1本あたりの価格が高いため、ランニングコストの面でも充電式の「ロックUltra」の方が経済的だと感じます。
スマートロックで最も不安に感じやすいのが、バッテリー切れによる解錠不可のリスクですが、「ロックUltra」ではその対策が非常に充実しています。メインバッテリー残量が少なくなると、本体のリング状ライトが赤く点灯し、アプリ通知に加えてアラームを鳴らす設定も可能です。
さらに、メインバッテリー残量が10%以下になると自動的に予備のCR123A電池へ切り替わり、予備電池の残量もアプリで確認できます。なお、メインバッテリー充電中は予備電池で動作するため、使用に支障が出ることはありません。
加えて、「ロックUltra」にはSwitchBot独自の「微電流解錠機能」が搭載されており、万が一すべての電池がゼロになった場合でも、最大5回まで応急的に解錠することができます。メインバッテリー、予備バッテリー、微電流解錠という3段構造により、バッテリー切れの不安は極めて低いと言えます。
実際に日常使用していて、電池切れを心配する場面はほとんどありません。それだけ「ロックUltra」の電源周りには高い信頼感を持っています。
メインバッテリーの充電は1年に1度
予備電池CR123Aの緊急解錠回数は1000回
微電流解錠機能の応急解除回数は5回
スペック
「ロックUltra」には、超高速かつ静音性に優れたモーターが内蔵されています。施錠スピードは従来の「ロック」と比べても明らかに速く、体感的にもストレスを感じることはほとんどありません。「ロック」もアップデートにより動作速度は向上しましたが、それでも「ロックUltra」のほうが一段上の快適さを感じます。
Fast Unlock技術により、施錠・解錠は1秒もかからず完了します。また、ナイトモードを設定すれば、夜遅い時間帯でも動作音を抑えて静かに施錠することが可能です。さらに、指定した時間帯に自動で静音モードへ切り替わる設定もできるため、生活リズムに合わせた使い方ができます。
室内側からの操作も非常にシンプルで、本体のクイックキーを押すだけで施錠・解錠が可能です。我が家では6歳と4歳の子どもたちも問題なく使えており、操作に迷うことはありません。
また、基本的に「鍵を閉める」という操作を意識する必要がない点も便利です。付属のマグネットセンサーによるオートロック機能を搭載しており、ドアの開閉状態を検知して自動で施錠してくれるため、閉め忘れの心配もありません。
FastUnlock技術で1秒とかからずに施錠
日本初のナイトモード搭載。指定した時間に自動で静音モードに切り替わるよう設定可能。
オートロック機能を搭載。ドアの開閉状態に基づいて自動で施錠を行う。
本体取り付け後の安定性
意外と重要なのが、本体を取り付けた「その後」の使用感です。従来の「ロック」では、壁と本体の接地面が一箇所のみだったため、使用を重ねるうちに本体のサムターン(鍵を回す部分)がズレてしまい、鍵がうまく回らなくなるケースがありました。実際、ドアが開けられなくなるという不安要素も感じていました。
「ロックUltra」では本体構造が見直され、鍵全体を包み込むような設計になっています。そのためサムターンの安定感が大きく向上し、5か月使用した現在でもズレや脱落の心配はほとんどありません。加えて、自動校正モードを搭載しており、設置後に解錠・施錠位置を自動で調整してくれる点も安心材料のひとつです。
また、本体の固定には3M製のNANOテープを使用しており、非常に強力に貼り付けることができます。「ロックUltra」は「ロック」と比べてテープの貼り付け面積が広く、本体全体で固定する構造となっているため、設置面から外れてしまう心配はほぼないと感じています。
「ロックUltrar」では自動校正機能があるため解施錠の位置を自動で調整してくれる
3MのNANOテープで本体が取り付け位置から外れる心配はない
顔認証パッド(指紋認証付き)
電池の持ち
「顔認証パッド」は、公式サイトでは「1回の充電で約1年使用可能」とされています。実際に5か月使用してみたところ、バッテリー残量は60%以上残っており、公式の説明は概ね正しいと感じました。
充電方法は2通りあり、本体を取り外してコンセントで充電する方法と、取り外さずにモバイルバッテリーを直接接続して充電する方法があります。また、電池残量はアプリで確認・通知されるため、電池切れ前に充電でき、運用面で困ることはありません。
一方、「指紋認証パッド」はCR123A電池2本で動作します。こちらもアプリで電池残量の確認は可能ですが、電池交換のたびに本体を取り外す必要があり、その点はやや手間に感じます。ただし、実際に1年以上使用しても電池交換は不要でした。公式では電池交換は約2年に1回とされており、交換頻度が少ない点は大きなメリットと言えます。
最大1年に1回フル充電を行うだけで1年程度稼働(1日10回ロックを解除した場合を想定)
充電方法は、顔認証パッドを取り外してコンセントで充電、またはモバイルバッテリーを直接充電ポートに差し込んで充電
顔認証精度
「顔認証パッド」の顔認証精度については、正直なところあまり良い印象はありません。顔認証で解錠する際、反応してから鍵が開くまでに若干のタイムラグを感じます。
また、帽子を被っていると認識されないことがあり、この点も不便に感じました。そのため、個人的には顔認証を使うよりも、指紋認証のほうがスムーズで実用的だと感じています。
さらに、子どもの顔を登録して使用する場合、本体の取り付け位置をかなり低く設定する必要があります。特に小学1年生程度の身長では、現実的とは言い難い位置への設置が必要になるため、家族全員で顔認証を使う運用は難しい印象です。
3D顔認証技術を採用し、メイクや眼鏡の有無に関係なくスムーズな認証が可能
暗所や照明が少ない場所でも認証
他人によるなりすましや、画像や動画を用いた平面情報では認証されない。
顔情報はすべてローカル保存され、クラウド保存はされない
指紋認証精度
「顔認証パッド」に搭載されている指紋認証は、「指紋認証パッド」と比べても遜色なく、日常使いには十分な性能だと感じています。
雨の日などで指が濡れている場合は反応しにくいという弱点はありますが、それ以外で大きな不満を感じることはありません。実際、顔認証パッドを導入してからも、個人的には顔認証より指紋認証を使う場面のほうが多くなっています。
また、我が家の6歳と4歳の息子たちも自分の指紋で解錠していますが、失敗することはほとんどなく、問題なく使用できています。子どもでも扱いやすい点は、大きなメリットだと感じました。
わずか0.3秒で指紋を識別。偽指紋対策技術を施したセンサーを搭載し、指紋は最大100個登録できます
まとめ
我が家では2025年9月に、SwitchBotの「ロックUltra」と「顔認証パッド」を導入し、約5か月間実際に使用してきました。以前は「ロック」と「指紋認証パッド」を使用しており、十分満足していましたが、結論として「ロックUltra」への買い替えは正解だったと感じています。
最大の安心材料は、電源まわりの強化です。充電式バッテリーを中心に、予備のCR123A電池、さらに微電流解錠機能まで備えた3段構造により、バッテリー切れへの不安はほぼありません。アプリ通知や本体アラートも分かりやすく、日常使用で困る場面はまずないでしょう。
操作性の面でも大きな進化を感じます。Fast Unlock技術による高速解錠と静音モーターのおかげで、施錠・解錠は非常にスムーズです。ナイトモードや時間指定の静音設定、マグネットセンサーによるオートロックなど、「鍵を意識しなくていい」快適さは想像以上でした。室内側のクイックキー操作も簡単で、6歳・4歳の子どもでも問題なく使えています。
一方で、「顔認証パッド」の顔認証精度については、正直なところメイン機能として使うにはやや物足りなさを感じました。反応までのタイムラグや、帽子着用時の認識精度、子ども向けの設置位置などを考えると、実用面では指紋認証のほうが圧倒的に使いやすい印象です。ただし、指紋認証自体の性能は非常に安定しており、子どもでも失敗が少ない点は大きなメリットです。
また、取り付け後の安定性も大きく改善されています。鍵全体を包み込む構造と広い貼り付け面積、さらに自動校正モードにより、従来モデルで不安だったサムターンのズレや脱落の心配はほぼ解消されました。
共働き家庭で小学1年生の子どもがいる我が家にとって、「鍵の紛失」や「閉め忘れ」といった不安を減らしてくれる存在として、「ロックUltra」は非常に心強いアイテムです。
顔認証は補助的に使いつつ、メインは指紋認証+オートロックという運用をすることで、安心・快適・ストレスの少ないスマートロック環境を実現できると感じました。


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